春の風 6 

かっこちゃんのメルマガに寄せられる、
読者からの感動メッセージを転載させていただきます。


2月7日のメルマガ より
(前略)
ひろさんからのメールです。

・・・・・
ひろといいます。
男性か女性かよくわからないような名前だと言われますが、これで
も、28歳のれっきとした恋にも悩む女性です。
私は、生まれつき骨形成不全という病気があります。
病気と言うと、治る、治らないというようなイメージがありますが、
遺伝子の中にその因子があると思われるために、骨形成不全は、私の個性と言っていいと思います。
これは一言でいえば、しょっちゅう骨折をしてしまう病気です。
母親のおなかから出産して、産道をとおるときにもすでに、何ヵ所かの骨折をしていたそうですから、もう骨折とは28年のつきあいになります。


何度も骨折しても、痛みは他の人と変わりません。
ですから、もう、猛烈に痛いです。
病院にも何度も入院をしています。
「おかあちゃん、なぜひろだけが、骨がもろいの? どうしてひろだったの?」
と何度も何度も母親を困らせました。
母親の悲しそうな顔を今も思いだします。
でも、他にぶつけるところがなかったのです。
自分がなぜ、骨形成不全とともに生きなければならなかったのかという思いは大人になってもずっと消えませんでした。


ところが、あるとき「1/4の奇跡」の映画に出会いました。


病気にも障害にも意味がある。
この痛みにも意味があるという映画を最初からずっと泣きながら見ました。今まで誰も、そんなことを私に言ってくれた人はいませんでした。
けれど、これがどうも本当のことらしいとわかったのです。
そして、そのときに、東京で、何度も映画を上映されているグループ、チーム宇宙の約束のにぽぽさんを知りました。
にぽぽさんも、骨形成不全。
同じ骨形成不全を持ちながらも、仲間と一緒に積極的に活動しているにぽぽさんに、私はとても励まされました。


さらに、このメルマガを読むようになり、いっそう、みんなで自分の役割を担当しながら、生きているんだと実感ができるようになったのです。
かっこちゃん、おおげさのように聞こえるかもしれませんが、
映画とメルマガを知る前の私と今は、天と地ほどの差があります。


何をしていても、「どうせわたしなんて」としか思えなかった私から、
大切な役割を任せれて生きるひろに生まれ変わったのです。
にぽぽさん、かっこちゃん、宮ぷー。
雪絵ちゃんが自分の病に誇りを持ったように、私も骨形成不全の私に誇りを持とうと思います。
私に与えられた人生に誇りを持とうと思えるようになりました。
ありがとうございます。
・・・・・
(後略)





ひろさん、ありがとうございます。
郁代も雪絵ちゃんに出会っていました。
34年間という短めの人生を、最期の時まで誇りを持って生きました。
「産んでくれてありがとう」あなたにあえてよかった」のメッセージが遺されていました。



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