春の風 8

八重寒梅  兼六園



かっこちゃんのメルマガより、読者からの素敵なお便りを転載しています。
第568号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
                2011年2月25日現在 参加者人数4480人


(抜粋)
中学校の先生をされている正さんからもうれしいメールをいただきました。

・・・・・
中学校の担任をしています。正と言います。
今は、生徒指導が難しいのは高校より中学校と言われています。
僕たちの学校、学級でも、
多くのメンバーがたくさんの問題をかかえています。
4月当初、僕は、その中でも「大変なクラス」と同僚からも言わ
れるメンバーでのスタートとなりました。
「大変だね」と言われる度に「いや、そんなことないですよ。
あいつら本当はみんな優しいんです」と言いながら、
正直、頭をかかえるスタートでした。


ある日、僕は決めました。
かっこちゃんと宮ぷーの力を借りて、最高のクラスにしてやるぞ! 
一人一人をお互いに思いやれる素晴らしい仲間で卒業するぞと・・・・・・。


朝学習の時間、僕たちのクラスは宮ぷー日記から始まります。
なぜ、そんなもの読むんだという声もあったけれど、
続けるうちに、しだいに生徒たちが変わってきました。
僕が泣けて声がつまると、一緒に泣いたり、
先生、頑張れ、ちゃんと読んでと励ましてくれるようになりました。
かっこちゃん、お互いに泣いても平気になる頃から、
僕たちのクラスは変わってきましたよ。
誰も「死ね」なんて言葉は僕たちのクラスでは口にしません。
宮ぷーが食べる試験に合格すれば、みんなで泣きながら拍手。


そのあいだにあみちゃんや彩ちゃんなどの話に、病気のことを知りたい、
応援したいという生徒もいました。
宮ぷーが車いすが動かせてまた拍手。
僕のクラスのこどもたちもいよいよ卒業が迫ってきています。
同僚からも、
「こんなにまとまるなんて」
「いいクラスになったね」
と言われるようになりました。
僕のクラスの生徒は一生仲良くいけると思います。
最初に「みんな優しい」というのは、本当のことでしたよ。
お二人に忘れられないクラスにしてくれたことを心からありがとうと言わせてください。
卒業写真を撮ったので送ります。
・・・・・

正さん、ありがとうございます。
正さんのクラスのみなさん、
私たちの毎日に、いつも一緒にいてくださったのですね。
ありがとうございます。
正さん、私たちこそ心から感謝しています。
ご卒業おめでとうございます。
もし、もし、ご卒業されても、
メルマガを取っていただけたらうれしいなと思うのは厚かましいお願いでしょうか? 
そして、みなさん、ぜひメールをいただけたらうれしいです。
素敵な卒業式を迎えられますように。
そして素晴らしい未来を心からお祈りしています。
そしてみなさんの素晴らしい未来を信じています。
                           かつこ



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