春の風 9
かっこちゃんのメルマガより、読者からの素敵なお便りを転載しています。
第570号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと
2011年2月27日現在 参加者人数4482人
(抜粋)
幸代さんからのメールです。
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医学部に在籍しています。
いま、6年生で医師国家試験が目前に迫っています。
私は小児科医を目指しています。
かっこちゃんと宮ぷーの生き方、考え方、
あるいは、このメルマガに登場するみなさんのお話しは医者を目指すものとして、決して忘れたくないことばかりです。
医学書にも出ていないけれど、大切なことばかりです。
私には、ひとつ違いの17歳で亡くなった姉がいます。
姉が発病してからは、姉はほとんど家にいることはありませんでした。
両親も姉にかかりきりになり、私は祖母とすごす時間が多くさびしい思いもしましたが、今、小児科医を目指しているのも、
亡くなった姉が、私の道を決めてくれたのだと思います。
姉と私は双子と間違われるほどよく似ていて、とても仲良しの姉妹でした。さびしくなると、病院が近かったので、私も病院によく出入りしました。
姉の主治医の先生や看護師さんは、姉だけでなく、私のこともよく心にかけてくれたように思います。
先生は、姉の病気について、幼い私にも丁寧に説明をしてくれました。
さびしくて泣いている私を看護師さんが、抱きしめてくれたこともあったのです。
長い入院生活のあと、姉は亡くなりました。
私も高校生になっていました。
姉の先生のような医師に私もなりたいと思い、
私も医学を志すようになりました。
けれど、医学の勉強を続けるうちに、その気持ちをどこかに置き忘れて、
ただ知識だけを詰め込むようになっていました。
そんな私に、大学の先生が、かっこちゃんのメルマガをプリントして見せてくれたのが最初でした。
私を抱きしめてくれた看護師さんや、姉の病気を説明してくれた先生のようになりたいという原点の思いを思い出させてくれました。
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幸代さんメールありがとうございます。きっと素晴らしいお医者さまになられますね。お姉さんもいつも応援されておられることでしょう。
私も雪絵ちゃんや他のみんなといたときのことを思い出して、
心がゆさぶられるようでした。
かつこ
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