生かされているのは

独り身で会社勤めの長女は犬猫が大好き。
野良猫が生んだ子猫5匹の里親探しをして、
餌持参で届けに行ったりします。


最初は被災地の犬猫支援から始まりました。
餌を送ったり、飼育用品だったり、せっせと送りました。
今ではその他にも、どなたもが要望する生活用品を個別に送っています。
「頂き物の毛布、ちょうだい!これも、これも、あれも・・・」
「2個ある寝袋、希望者がいるんだけど一度使ってあるからクリーニングに出してから送るよ!」
品物には、手紙を添えているようです。


新聞を見ると、市町村の倉庫には毛布やタオル、ティシュやトイレットペーパー、企業から贈られたテレビなどが山積みのまま眠っている状態。
一方、全国に避難した被災者の方には、必要なものが届けられていないのが実情で、現在は個人から個人への支援活動が行なわれているように思います。


毎日のように届くお礼の手紙や葉書。
これまでに40通を超えるでしょう。



どちらかというと、友人も少ない方で内気な娘ですが、
次第に明るくなってきたのです。


被災された方たちに娘は生かされているなあと、わたしには思えます。