龍翔鳳舞
魂の書 金澤翔子
文・金澤泰子
龍のごとく力強く駆け上がり、
鳳凰のように華麗に舞う。
龍翔鳳舞とは、なんと曇りないエネルギーに満ちためでたい
言葉だろうか。
書道では、筆勢が生き生きとして雄渾なるさまを言う。
私の一番好きな言葉だ。
鎌倉・建長寺での1回目の個展のときに、
翔子が書いたこの言葉を、2012年の翔子と私のテーマと決めた。
思う存分、翔子の筆が紙の上を駆けめぐりますように。
そして、
復興していく日本のエネルギーもそうでありますように。
(「清流」1月号より)
妹が毎月持ってきてくれる月刊誌よりお借りしました。
昨日のこと、
大浦のおばあちゃんと、その妹の横井さんが訪ねてこられました。
夫の従妹にあたります。横井さんは何年ぶりでしょうか。
お二人の姉妹である独り暮らしのKさんが2か月前に亡くなられたとのお話でした。
ところでお二人は一周違いの共に辰年とのこと。
私はといえば横井さんの更に一周下の辰年で、
新年を前に辰年三人が揃ったという不思議な場面でした。
来年九六才、最年長である大浦のおばあちゃんは近くに住んでいて、
今も毎日手押し車で畑へ出かけ野菜作りを楽しんでおられます。
勿論、家族の理解があればこそですね。
最近も立派に実った白菜、ネギ、大根、サトイモを頂きました。
「龍翔鳳舞」そのままなおばあちゃんです。
圧倒されます。