かっこちゃん講演会

まりんかさんが来年、天草で「かっこちゃん講演会」を開催なさるようなので、
昨日は福井会場へ出かけて、かっこちゃんにお願いしてきましたよ。
郁ちゃんが、まりんかさんとかっこちゃんを繋いでくれました。






かっこちゃんにお会いするだけで、あのやわらかいお話しが聞けるだけで、
しあわせいっぱいになれるのです!




第1061号「宮ぷー心の架橋プロジェクト」 (2012年7月2日)に
昨日の事が書かれていました。


今日は福井での講演会でした。
近いけれど、富山も福井もあまり出かけたことがなくて、
だから、来てくださる方がおられるだろうかと心配でしたが、お友達もたくさん来てくださって、大勢の方が来てくださいました。
今日は時間がたっぷりあったので、
いっぱいお話しをさせていただくことができました。
それから今日いただいたメールも講演会の中で読ませていただいたのです。とてもうれしいメールでした。

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初めてメールします。佐藤と言います。
何度か途中までかいたメールをおくれず、伝えたいことは沢山あるのに今になりました。
私の娘は12歳で急性脳症で食べる事、話す事、身体は全くうごかせず、寝たきりになりました。
それまで、ピアノが大好きな子で喘息はありましたがそろそろ反抗期かな?と感じているころでしたが中学生になるのを楽しみにしてました。
熱がでて一晩で下がり安心したのですが、なかなか体調がもどらずお腹がいたい、食欲がなく、点滴の途中でひきつけをおこし、
それからはころがるように悪化し、危険な状態もあり皆さんの懸命な治療の末、助かりました。
そのときは命だけはたすけてと願いましたが、良くなるともっともっととよくがでてしまいます。


そんな時にあやさんのブログからこのメルマガを知り、宮ぷーの回復をみて、あずさもわかっていて伝えられないんだときがつき、はじめは瞬きで答えて次にうなずきで答えることが出来るようになりまさた。
偶然のように周りのひとは思うらしいのですが、私は確信しました。
グーチョキパーや数字を指で1から5までできたり、
家族の誕生月をうなずきで答えることができます。
このことをメルマガに伝えていいか?というのにもうなずいてくれました。


八年前にずっとこのままといわれましたが少しずつできることがでてきました。このメルマガに感謝してます。
カッコちゃん、なれなれしくすみません。
講演会にいきたいとおもいます。
みんなにあきらめず回復する方法や四分の一の奇跡や自閉症の子の計り知れない才能を知ってもらいたいとおもいます。
白雪姫プロジェクトのちらしをコピーして配りたいと思います。
だれかがまた、回復するきっかけになりますように。
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とってもとってもうれしかったです。
そして、やっぱりいっそう白雪姫プロジェクトのこと頑張りたいと思います。


マキさんからのメールです。
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みなさんこんにちわ。マキです。
雪絵ちゃん、わかる、わかるよ〜。
悲しみは必ず通らないと明日に行けないってこと。
だから今日は悲しもうってこと。
自分でなんでもやりたいのは自由になりたいから。
真ん丸顔は嫌だけど、いい顔を目指したいって思ったこと。
死にたいは、もっと良く生きたいっていうこころの叫びだってこと…。
私もいろんなことのなかで、そう思ってきました。
おんなじだあと思って、うんうんうんって百回うなずいたよ。


雪絵ちゃんが、会ったことのない人のそばにもいてくれるって、
かっこちゃんの言葉にもうなずきました。
ああ、雪絵ちゃん…とこころにジンとくる時に、雪絵ちゃんがいてくれる。確かにそう思えました。


あらちゃんや、あかねちゃんや、良平くんや、あみちゃんや、みんなもこころにいてくれる気がします。
みんな神様が天使としてこの世に遣わして、
みんなに大事なことを教えてくれた。
ほんとうにそう思います。
そして後悔するということ。
子供を育てたらきっと、みんな後悔することがあるのです。
いつでも精一杯で、一生懸命やって来たはずだけど、
人のこころにも体にも限界があって、必ず寝ないとならないし、
休まないとならないし、家事や暮らしはせわしないし、
自分の楽しみも少しはやっぱりなくちゃならない。
でもその時間は子供にあてられたのではないか!?
知らないことや気付かないことは、もっと調べたり勉強したりできたはず。


究極、自分でない別な親なら、もっとうまくできたんではないのか!?と、止めどなく、おわりなく、「もしも…」は無限にあります。
子供の可能性が無限なように思えるだけの数だけ…無限に。


後悔は必ず誰もがすることだけど、それは前に進むエネルギーのためにすること。
今、知ったことは、今から知って動くときだよって、
神様からのゴーサインなんだと、そう思うのです。マキ
                           (抜粋)
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マキさんありがとう。ありがとうございます。
私もいろんなことがあるけれど、
それも神様のプレゼントと思って、前へ前へと進んで行きたいです。
                         かつこ



きのうの講演会では、幸せについてもお話しされました。


このお話は「ありがとうの花」の中にあるお話です。


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 大分での講演会でサインをさせていただいているときのことでした。
一度サインをさせていただいたのに、あるご夫婦が今一度戻ってこられて、遠慮がちに、私に質問があると言われました。


おっしゃった言葉は奥様が
「家にダウン症の赤ちゃんが生まれました。
かっこちゃんにとってダウン症の子どもさんはどんな存在でしょう?」
と言われました。
私は大好きな学校の子どもたち、ダウン症の子どもたちの笑顔を思い出して、それだけでうれしくなって、
「天使のような笑顔でまわりを幸せにする、優しいお子さんたちです」
と、お話ししました。
そして、先日いただいたダウン症などのお子さんの可愛い写真がたくさん載った本をお知らせしたいなあと思いました。
その本はお友達が送ってくださって、あまりに素敵だったので、学校に寄贈したので、お渡しはできなかったのですが、あとで、学校で本の題名を調べて見て、その方にお知らせをしたいと思いました。
 その本には、ダウン症のお子さんの写真に添えられたお父さんやお母さんや兄弟のみなさんの、温かい言葉があふれています。
たとえば、「差別はいけません」みたいな言葉では少しも伝わらないことが、この愛でいっぱいの本を見られた方が、
きっと読まれたあと大切なことに気がつかれるに違いないと思うのです。
たとえば、ああ、なんて可愛い。
なんて素敵な愛でいっぱいの子どもたちだろう、
と感じるに違いないと思うのです。


 りささんからのメールです。
〈かっこちゃん、今日のメルマガは泣きました。
自分に今必要だから届いたメールに思えてなりません。
 赤ちゃんがほしいと思いつづけて、ようやく一五年の年月のあと、四月に生まれた赤ちゃんはダウン症の女の子でした。
私がほしかったのは、ダウン症の子どもじゃない。
誰もが羨むようなかわいらしくて、利発で、スポーツができて、
一緒に連れて歩いても誰もが振り返るようなかわいい、きれいな赤ちゃん。
子どもがお腹にいる間には、赤ちゃん雑誌を何冊も購読し、洋服を準備し、早期教育教室を探すことにも余念がありませんでした。


 私がどんな悪いことをしたというのでしょう? 
なぜこの私がダウン症の子どもを育てなければならないのか?
 私が思い描いてきた未来はどうなるの? 
どれだけ泣いても受け止めることができませんでした。
 けれど主人は、すごく光をかわいがっています。
かわいい、かわいいといつも抱き上げて、
ほら笑った、ああ泣いた、おむつが濡れた、と世話をやいてくれます。
そして、光や主人につらく当たる私のことを、主人はただの一度も責めないのです。
そんな主人を見ることすらつらくて、たまりませんでした。


 かっこちゃんは書きました。
「この愛でいっぱいの本を見られた方が、ああ、なんて可愛い。なんて素敵な愛でいっぱいの子どもたちだろう、と感じるに違いないと思うのです」と。
そして、光は私たちを選んで生まれてきてくれたんだと。
かっこちゃんはそう今朝のメルマガで書いてくれました。

 かっこちゃん、馬鹿げたことと思うかもしれませんが、言います。
「かっこちゃんは私のために、光のために、これを書いてくれたに違いない」と、そう思いました。
まだメルマガを読んで五時間です。
それなのに、私の体の細胞の中の何かが変わりました。
恐ろしい勢いで変わりました。


 光を見たら、私を見て、にっこり笑いました。
この笑顔を、私はちゃんと見ていただろうか? 
初めて光をかわいいと思いました。
そう思って見たら、本当にかわいい顔をしているのです。
抱き上げると頼りなげで、こんな私を見てニコニコ笑うのです。
抱きしめると柔らかくて涙があふれました。
白い肌、長いまつげ。
よく見れば私にも主人にもよく似ています。
この子は私と主人に会いたくて、私たちのところに来てくれたんだ。
 赤ちゃんが生まれたら着せようと用意したピンクの服を着せる気持ちにもなれなかったのに、出してきて着せたらとてもよく似合いました。
主人に写メを送りました。
「光はピンクがよく似合うよ。ほら、かわいいでしょう」
という文章をつけて写メを送りました。


 かっこちゃん、主人がね、仕事中なのに帰ってきてくれてね、私を抱きしめてくれたんです。
「光と幸せになろうな」と。
主人は私の気持ちが必ず落ち着いてくれると知っていたそうです。
私を信じていてくれたそうです。
 かっこちゃん、私の遺伝子の中にある「大好きはうれしい」をONにしてくれてありがとう。
今も自分の中の変化に戸惑うけれど、そばには私を見て、笑う、私たちの娘・光がいます。
 昨日の講演会に来てかっこちゃんに「ダウン症の子どもが生まれた」と話をしてくれたご夫婦の方に心から感謝します。
すべて必要で起こったと今わかります。
 光の写メ、かっこちゃんに送ります。
私の大切な可愛い光を見てもらいたいです。
信じられません。今はなりたての親バカです〉
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