かっこちゃんの深い愛

かっこちゃんこと、山元加津子さんのメルマガ第1156号
「宮ぷー心の架橋プロジェクト」(2012年10月5日現在 参加者人数5352人)より抜粋させていただきます。   


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先日の船井オープンワールドに参加をさせていただきました。
船井オープンワールド のテーマは「奇跡は起こる」でしたが、
かっこちゃんは講演会の中ではっきりと
「これは奇跡ではないのです。方法があるのです」
と言われていて、驚きました。
私は医者をしています。
講演会で映し出された宮ぷーのCTは、あきらかに絶望的なもので した。医者である私が絶望的だと思う患者が回復したことは、驚きだが、
医者でもないあなたが、これは奇跡ではないと言い切ることに、疑問を感じます。
白雪姫プロジェクトを見せていただきましたが、応援者の長堀先生の文章の中に、また「奇跡でない」という言葉を目にしました。
かっこちゃんが、自信を持って、奇跡でないんだと言い切るその勇気というか、自信についてお話をお聞きしたいです。
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白雪姫プロジェクト




メールありがとうございます。
長堀先生の文章というのは、白雪姫プロジェクトの中 の、応援団のページに書いてくださった文章のことです。ここに載せますね。


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かっこちゃんこと山元加津子さんにはじめてお会いしたのは、東京・芝での講演会で した。
そのときに、宮ぷーさんの頭部CTを拝見し、その状況に絶句したことを思い出 します。
にもかかわらず、宮ぷーさんが目覚しい回復を見せていることに驚愕し、”これは宮ぷーの強い意志とかっこちゃんたちの愛が引き起こした奇跡ですね”と感想を述べた ら、
それまでニコニコしていたかっこちゃんの顔つきがかわり、
「これは奇跡なんか じゃありません。
これを日常の医療のひとつにしてほしんです」
と言われ、気持 ちが引き締まる思いがしました。
宮ぷーとかっこちゃんが起こした奇跡、で終らせたら他人事で終ってしまう、そうではなく、常に自分に何ができるかを考え続けなければならない、と気づかされた強烈な一言でした。
宮ぷーさんの回復を当たり前の医療にするために必要なのは、
患者さんへの愛情と支えあう人の絆だと思います。
日本人なら出来るはずと信じています。
かっこちゃんの深い愛と気高い志によって実現したこの白雪姫プロジェクトを心から応援させていただきます。
長堀 優(ながほり ゆたか)
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宮ぷーのことを奇跡と言ってくださる方がときどきおられます。
私はそのときに、やっぱりどうしても言わずにいられないのです
「奇跡ではないんです。方法があるん です」と…。
長堀先生のときは、たぶん先生がお医者さまだったので、いっそう、そ
うでないんですとお伝えしたかったのだと思います。
奇跡にしてしまうと、宮ぷーは 運が良かったとか、宮ぷーはよかったねで終わってしまいます。
でも、そうではないんだ。
奇跡じゃなくて方法があるんだということがわかったら、それは多くの方に広まっていくのだと思うのです。

 
私が自信を持って言えるのには、私が30年の間に出会った子どもさんたちが教えてくれたことがあります。
30年の間に、いろいろなお子さんと出会うことができました。
その中には、CTや、脳波の検査の結果から、
「聞こえないし、見えないし、わ かりません」
とお医者様からお話があったお子さんも何人かおられました。
それから、重い意識障害があると言われているお子さんもおられました。
けれど、みんな思いを持っているとそう思って、
話しかけ続けること、
大好き、可愛いと感じてそれを伝 えること、
体を起こすこと、
揺らすこと、小刻みな繰り返しの運動
自閉症のお子さ んが繰り返す運動はどれも効果があるように感じます)や、歯をみがいたり、口の周 りをマッサージすること、
他にもいろいろな方法をくり返すうちに、
子どもたちは必ず変化をみせてくれることに気がつきました。


かっこちゃんが担当すると子どもたちが変わるんだなんて、思ってくださった同僚や、スタッフの方が
「かっこちゃんマジック」
なんて言ってくださったりもしましたが、
マジックでもなんでもないことを私自身が、
誰よりも一番よく知っていました。
マジックでも奇跡でもなく、人の体や宇宙のしくみは、回復するようにできているん だ。
方法があるんだということでした。
私たちの体の根底にあるその力について、それは本当のことですから、
もちろん気づいておられた方はあるのだと思います。
白雪姫プロジェクトを応援してくださっている國學院大學の柴田先生も
「僕は以 前、体を起こすことをものすごく言っていたこともありますよ」と言われておられました。

そして、私などと違って、もちろんもっともっと医学的に、学術的に、体系的にプログラムを作られたのが、
紙屋克子先生の紙屋プログラムなんだと思います。


紙屋先生も30年以上そのことについて取り組んでこられたそうです。
このことは、私も同じ30年間のあいだに、子どもたちに教わってきたことのひとつですが、でも、残念ながら、一般的には広まっていないのが現状です。
そこでお医者さまである岡山の長谷先生が
「医療スタッフの間に、広まっていないことに、医師としての自分の責任を感じる」
と言い切ってくださって、今度の1000人集会があるのです。
先生、ぜひ、ぜひ、白雪姫プロジェクトの中味を知っていただきたいです。
メールをいただいたご縁に感謝します。
                             かつこ



山元加津子さん&紙屋克子さん講演会のご案内

    
★ 日時  2012年12月8日(土曜日)
★ 当日予定
11:30  受け付け開始
12:30  開会あいさつ
12:35  映画「僕のうしろに道はできる」 (初上映)35分間
13:10  山元加津子さんのお話し
14:10  休憩
14:40  紙屋克子さんのお話し
16:10  お二人のお話し
17:05  閉会