子の母をおもうがごとく

世界に響き渡った
「おばあちゃ〜〜〜ん!!!」の声は


「おかあさ〜〜〜ん!!!」と呼んだ
郁代の声にも聞こえました。





仏さまと私のよう





全休さんの〈聞其名号信心歓喜〉より
子の母をおもうがごとくが、
心に沁みました。



・・・・・
    超日月光この身には
    念仏三昧おしえしむ
    十方の如来衆生
    一子のごとく憐念す

 
    子の母をおもうがごとくにて
    衆生仏を憶すれば
    現前当来とおからず
    如来を拝見うたがわず
                   (浄土和讃)

 


 放送局から電波が飛んできても受信器があって、しかもチューニングがあっていなければ聞くことができない。
同じように、仏さまが力の限り「汝を救う」と声を嗄らしても、
それを聞く「耳」がなければ、仏の救いはあってもないのと同じです。


 この二首の和讃は、仏さまが発信し、
われら凡夫が受信する関係を表しています。
仏さまは、わたしのことをどのように思って見ていてくれているのか。
それがわかれば仏さまと心と心が通じ合います。
まこと易行ではありませんか。
・・・・・




紅葉の“冬ソナ”通り への一句、
   「冬の雲 メタセコイアにかげりなし originalk」
有難うございました。