ヨイトマケの唄

紅白歌合戦で、最も印象に残ったアーティストランキング(レコチョク調べ)では、
美輪明宏さんが1位でしたね。


昨日のテレビ番組での、「紅白」の映像です。
幼少時に一緒に育った友人の、亡き母を回顧して歌う美輪明宏さん



























ヨイトマケの唄とは(ウィキより)
美輪明宏(当時・丸山明宏)が自ら作詞作曲した1966年のヒット曲。
主人公の過去には幼少時、母親の職業(日雇い労働者)がきっかけでいじめを受けた悔しさなども折り込まれている。
ヨイトマケ」とは、かつて建設機械が普及していなかった時代に、
地固めをする際に、
重量のある槌を数人掛かりで滑車で上下する時の掛け声である。
美輪によれば、滑車の綱を引っ張るときの「ヨイっと巻け」のかけ声を語源とする。


作詞作曲のきっかけは、
興行主の手違いで炭鉱町の劇場でコンサートをすることになったことに始まる。
当時きらびやかな衣装でシャンソンを歌っていた美輪は、
炭鉱町でのコンサートに乗り気ではなかったのだが、
炭鉱労働者たちが安い賃金をつぎ込んでチケットを求め、
客席を埋め尽くしているのを見て衝撃を受け、
「これだけ私の歌が聴きたいと集まってくれているのに、
私にはこの人たちに歌える歌がない」
と感じて、労働者を歌う楽曲を作ることを決意したという。


初めて発表したのは1964年(昭和39年)、リサイタルにて歌唱。
1965年(昭和40年)、『木島則夫モーニングショー』の「今週の歌」で発表したところ、非常に大きな反響を呼び、
放送局には10万通を超える投書があり、異例のアンコール放送となった。


ヨイトマケの唄・・・
戦後の貧しい時代、私の幼少時とも重なります。
町から農村へ疎開した、両親の苦労がしのばれます。