2013-03-10 今年のさくらすべて供花 震災 街を歩くと、料亭の花暖簾が桜模様に衣替えでした。 高橋睦朗「季をひろう」(朝日・9日)は、 “三・一一忌”でした。 そこに載っていた俳句、沈黙の量に圧倒されました。 宮城県在住 高野ムツオさん(被災者)の俳句 ☆ 四肢へ地震 ただ轟轟(ごうごう)と 轟轟と ☆ 膨れ這い 捲(めく)れ攫(さら)えり 大津波 ☆ 車にも 仰臥という 死春の月 ☆ みちのくの 今年の桜 すべて供花 ☆ 春天より 我らが生みし 放射能