「魂の旋律〜音を失った作曲家」

3月31日夜9時から、NHKスペシャ
「魂の旋律〜音を失った作曲家」があったのですが、途中からしか観れませんでした。
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“現代のベートーベン”と呼ばれる日本人がいる。
佐村河内守(サムラゴウチ マモル)、49歳。
14年前に原因不明の病で両耳の聴力を失いながら、
クラシック作品の中で最も困難とされる交響曲を書き上げた。
現存作曲家の交響曲が演奏される事がほとんどない中、
彼の「交響曲第一番“HIROSHIMA”」は、広島、東京、京都、大阪など5回も演奏されただけでなく、一昨年発売されたCDは、
音楽チャートでTOP10入りを果たしJ−POPと上位を競うなど、
“偉業”とも言える空前のヒットを記録した。
そんな彼が、今取り組んでいるのは、
東日本大震災の被災者へ向けたピアノ曲「レクイエム」。
彼の曲に勇気づけられたと、多くの被災者から声が届いたことを受け、
“鎮魂”の思いを強く願うようになったのだ。
しかし、震災を体験した訳でもない自分に、納得できる鎮魂曲が作れるのか…。被災地を訪ね、被災した人たちとの交流を深めるなど、
佐村河内の格闘の日々が続いている。
番組では、音のない世界の住人、佐村河内が、
いかにしてレクイエムを完成させるのか。
3月上旬に予定されている宮城での演奏会に向けた制作現場に密着。
さらに、彼の交響曲に救いを見いだした被災者たちの取材も加え、
“命を削り、音を紡ぐ”作曲家・佐村河内守の実像に迫る。
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反響がとても大きかったようで、
再放送が決まったら、是非観たいと思います。


以前かっこちゃんのメルマガ第699号(2011年7月6日)を紹介したことがありましたが、
佐村河内守さんからかっこちゃんへ、
〈突然メールが届いた〉という内容でした。
今回はその佐村河内守さんの番組だったのです。


メルマガ第699号より
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もう何年も前のことでした。
友達がまもるさんのことを教えてくださったのです。
すごい作曲家がいるんだよ。知ってる? 
友達はまもるさんのことをそう言いました。
曲を聴かせていただいて、鳥肌が立ちました。
曲には色があり、風があり、お日様の光があるんだとすごくすごく思いました。まもるさんのお体のことを知ったのは、
私が曲を聴いたずいぶんあとのことでした。
まもるさんと知り合えたら、
まもるさんのことを多くの方にお伝えしたいなあと思っていましたが、
けれども、まもるさんはお会いしたこともない遠い方でした。
そんなことがかなうはずもありません。


そのまもるさんから突然メールが届いたのです。
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つい先日ネットで『多発性硬化症』と検索したところ、
日本にもこの難病と闘っている彩ちゃんという子供がいることを知り、
大変感銘を受けました。
そして、もし叶うなら、どんな小さなこと、
どんな“小さな光”でもかまわないから、
私の存在や私の音楽を通じて“あやちゃんに光をあてることができたら”と、
強く思いました。


しかし、なんのあてもなく、一生懸命探していたところ、
山元先生のホームページに辿り着いた次第です。
改めて確認させて頂きたいのですが、
山元先生のお知り合い(メール友達とありましたが)の彩ちゃんとは?
私が出会った“あや”ちゃんに間違いないでしょうか?


もし、そうでしたら、
私と彩ちゃんをメールで繋いで頂けたらと心から願う次第にございます。
ご縁といいましょうか、このことで山元加津子先生という、
尊敬できる素晴らしい方の存在を知ることができたことも、
私にとって大変大きな喜びとなりました。
今後ご縁が続くようでしたら、
山元先生とも良いお付き合いができることを願って止みません。
この後、自己紹介も兼ね、いくつか私のURLをお送り致します。
山元加津子先生、お返事お待ちしております。
失礼致しました。佐村河内 守
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まもるさんが言っておられるあやちゃんは彩空ちゃんのことでした。
こんなことがあるのですね。
彩空ちゃんにさっそくメールをしました。