僕の身体なんか百ぺん焼いてもかまわない


「僕の身体なんか百ぺん焼いてもかまわない…」
かっこちゃんは、
銀河鉄道の夜」の“あのさそりのよう”と思うことがあります。
そうしたら、先日のメルマガにありました。
私には遠い遠い世界ですが。    


   私はいつも思い出すよ。
   宮澤賢治さんの銀河鉄道の夜のお話。
   …僕はもう、あのさそりのように、本当にみんなの幸いの為なら、
   僕の身体なんか百ぺん焼いてもかまわない…。
   私も思うよ。
   みんなで幸せでいたい。
   そのためなら、できることはなんだってしたいよ。


かっこちゃんのメルマガ
第1344号宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと (2013年4月11日)からの引用です。


白雪姫プロジェクトを通して一週間前にいただいたゆきさんからの最初のメールに書かれていたのは、
「3年も意識がなく、回復も見込めない主人は、本人にとっても周り にとっても、生きていない方がいい命なのでしょうか?」
という文章でした。
何度かのメールのやりとりをしているうちに、
ご主人は実はすでに、自分の意思で指も首も少し動き、
あかさたなスキャンができることがわかりました。
そして、今、いただい たメールに書かれていたご主人からの言葉は、
「ずっと意識があった。待っていたよ」
でした。
ゆきさんは、「もっとはやくこのページに会えていたら」と言ってくださいました。けれど、白雪姫プロジェクトができたのは、まだ一年前なのです。
もし、誰もが思いがあることがもっと広く知られていたら、回復の可能性があることを知ってもらっていたらと思うのです。
でも、ゆきさんは、「今、知れたことを喜びます」とも書いてくださっていました。私は、やっぱり涙が止まらないのです。
再び、必要な方に届け、白雪姫ローラー大作戦をみなさんにお願いしたいです。


今日白雪姫プロジェクトからいただいたメールは下の
ようなメールでした。

・・・・
実は主人が脳内出血で倒れ現在も意識がありません。
宮ぷーさんと同い年です。
宮ぷーさんを知り、
主人は意識が無いんではなく話せない動けないだけだったんです。
「ない」を「話せる」「動ける」になるためには私がもっと寄り添うべきだったんです。
私、必ずまた、子供たちと主人が会話できるように、
主人と散歩できることを目標にします。
もっと早くにお会いしたかった。
でもまだこれからでも間に合いますよね。
・・・・

だいじょうぶ だいじょうぶ。
遅すぎるなんてことはなくて、必ず思いを伝え合える方法は見つかるし、
お散歩だって、本当はすぐにだって行けるのだということもお伝えしたいなあと思うのです。
やはり、まだまだ「寝たきり」という言葉があるように、
脳に重い損傷を受けると、その方は、ベッドにずっといて、
病室からもほとんど出ることができずに、そして、亡くなるまでそのままだと思われたりすることがあると思います。自分の車いすを補助で作ることもできます。いろんなこといっぱいお話ししたいです。


お一人お一人のメールを読ませていただいて、
ああ、本当に、みんなが幸せで笑っていられたらと思うのです。
私はいつも思い出すよ。
宮澤賢治さんの銀河鉄道の夜のお話。
…僕はもう、あのさそりのように、本当にみんなの幸いの為なら、
僕の身体なんか百ぺん焼いてもかまわない…。
私も思うよ。
みんなで幸せでいたい。
そのためなら、できることはなんだってしたいよ。
そう思います。
          かつこ


宮田さんの事実、植物状態からの回復方法をまとめたホームページ
「白雪姫プロジェクト」 
 

映画ホームページ
「僕のうしろに道はできる〜奇跡が奇跡でなくなる日に向かって〜」