山の上のスカイツリー

先日、浅野川に沿って満開の桜並木を散歩していたら、
「あそこにスカイツリーが見える」と孫のみくちゃん(5歳)。
指さす向こうは卯辰山(うたつやま)の頂上、
白い仏舎利塔が見えました。


後日、田上橋から小立野へ出る坂の上からの眺め
山の中央にスカイツリー 手前には浅の川の桜並木


お姉ちゃんの高校受験も終わったことだし、
春休み、親子でスカイツリーを訪れたのです。
みくちゃんにとってスカイツリーは家族だんらんの象徴、
楽しかった思い出そのものなのでしょう。


「“おばあちゃんと散歩していたら、スカイツリーがみえたんだよ”と言われ、
何のことかわからなかった・・・」と、ママが言っていました。


東京タワーに様々な物語があったように、
スカイツリーにも、新たなドラマが生まれることでしょう。


卯辰山(うたつやま)は金沢城を見下ろす位置にあることから、
江戸時代は庶民の登山が禁止されていました。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉など、四季を通じて市民の憩いの場となっています。
泉鏡花句碑、徳田秋聲文学碑があり、
日本の歴史公園100選に選ばれています。


郁代の最後の外出が、卯辰山菖蒲園でした。
その時は歩くのがやっとでした。
家族みんなで出かけました。