カラスの仲間ではないカワガラス

犀川で、以前教えてもらいました。


「めったに見れないカワガラスがあそこにいるよ」


「カラスではないの。
羽が防水になっていてね。水の中を歩いて餌を獲るの」


カワガラスは、
ピッピッと鳴きながら、速い羽ばたきで川面の上を一直線に飛翔し、
頑丈な脚で岩をつかみ、水流の圧力を利用して川底を歩きながら水中で捕食を行います。
尾羽を上下に動かしたり、風切羽を半開きにしたり、
まばたきし白いまぶたを見せながら、石や流木の上で休息するそうです。

ふだんは川の上流から中流の岩石の多い沢に生息し、
冬期には下流側に生息場所を移動することもあるようです。

『川鴉(かわがらす) なきすぎゆきぬ たぎつ瀬の たちき輝き流る上を』
                                  若山牧水

                               
犀川に沿って歩いていた時、公園のフェンスの内側にいたイソヒヨドリのメス
ヒヨドリとは無縁でツグミの仲間だと、Tpongさんに教えていただきました。