ツタンカーメンのエンドウ豆

えんどう豆のこと書いたばかりですが・・・

郁ちゃん、
学生時代の神戸で、家族同然でお世話になった親戚のチズコさん一家が、
あなたに会いにきてくださいました。
歯科医のご主人の趣味は自然農業、
故郷の丹波篠山で栽培した黒豆をよく送ってくださるのですが、
今度は「ツタンカーメンのエンドウ豆」を持ってきてくださいました。

ワインレッドの花が咲き、
さやは紫色

開くと普通のえんどう豆とかわりません。

ごはんにして炊くと、初めは普通のえんどう豆ごはんが、
保温すること4〜5時間であら不思議・・・

徐々に赤飯に変わるのです。
味は普通のえんどう豆ご飯と変わらなく美味しく、
色の変化がロマンを醸しだすロマン味なのです。


ツタンカーメンのエンドウ豆〉

ツタンカーメン王の墓は、1922年に英国の考古学者ハワード・カーターが、
エジプト南部ルクソールで発見。
盗掘を免れた黄金のマスクなどの副葬品が多数出土し、
「20世紀最大の発見」と言われました。

発掘された副葬品の中から発見された、
古代エジプト人が食べたであろうエンドウ豆を持ち帰ったカーター氏は、
発芽、栽培に成功しました。

その後、数国にわたり栽培が続けられ、
日本には1956年、米国から水戸に送られてきました。
その後、古代ロマンの夢を託したエンドウは、主として小学校、教育センターを介して広がったそうです。