ああ、そうだったのか

コウホネ   金沢城公園で

はは〜ん、郁ちゃんの仕業だったのですね。
迷子の女の子は郁ちゃんだったんだ・・・。

実はこんなことがあったのです。

あの日、豪華な太鼓演奏の出発式が始まる頃、アッと気がつきました。

もしかしたら・・・
すぐ横の音楽堂で行われる“アンサンブル金沢の定期コンサート”は、
同じ日の同じ時間だったかもしれない、と。

ベートーヴェン交響曲連続公演を、何とか続けて聴きたいと思って、
チケットを取ってあったのです。
百万石行列は毎年みれます。
(だから我々の年代ではあまり見に行きません。)

でも、コンサートのチケットを持ってきてなかったのです。
残念!

急に用事が入ったり、こんなふうに忘れることもあろうかと、
いつも安めの席をとってあるので、まっいいか・・・。

そしたら、迷子の女の子に出会ったのでした。

あとでまた愚痴の出る母のことだからと、
郁ちゃんが仕掛けたのかもしれません。

「ほら、迷子の女の子、無事でよかったでしょう?」

郁ちゃん
あなたにはまいったねえ〜