ご縁の不思議

つわぶき

かっこちゃんとのご縁がさらに広がって、今度も麻梨花ちゃんと郁ちゃんが、
大切なご縁を繋いでくれました。
とっても嬉しかったです。

8月の「夏季仏教講座」でお聞きした天草出身の海法龍さんのお話を、
以前ブログで書いたのですが、
まりんかの日記を開くと、そのことに触れられていました。

まりんかさんがご存じの海秀道さんからお手紙が届き、
海法龍さんの従兄弟だったことが分かったのでした。 

お手紙の内容は
・・・・・昨日パソコンで検索したところ、
「mikuちゃんの日記」にcaravan9336さんのコメントが載っていました。
文面から看護学校へIさんとご一緒されたまりんかさんだと思いこの手紙を書いています。
海法龍は、私の従兄弟です。
佐伊津町光蓮寺の三男です。
彼の兄は昨年12月10日、膵臓がんで逝去。
・・・・・忍耐強い住職でした。
生前の兄に思いを馳せて「夏季仏教講座」で法話をしたのではないかと想います。
講題が「存在のかなしみ〜いのちの相・こころの相〜」だったようですね。・・・
ご縁の不思議と有り難さをあらためていただかせていただきました。
・・・・・

海法龍さんはその時、
   先に逝った人こそ、教えに遇う尊いご縁となる
と、わが身を通してお話されたのでした。

その日のブログに書いた詩、もう忘れていたことに気がつきました。
再掲させていただきます。


「忘却の悲しみ」
                海法龍

過去を忘れ
未来を忘れ
今、生きていることを忘れ
存在の重さ深さ尊さを忘れ
忘れてはならないことを忘れる

同じ過ちを繰り返す悲しみ
これからの子どもたちの悲しみ
目先の利益だけで生きる悲しみ
存在を軽く浅く卑しくしている悲しみ
悲しみを生み出してきた悲しみ

人間であることを忘れた悲しみ
広島・長崎の酷さ
水俣の苦渋
福島の呻き
時計の針はそんなに動いていないのに
忘却の彼方へ追いやられる

国策の果てに辿り着いた今
加害者を作り被害者を作る
みんな仲間なのに傷つけ合う
これが行きたかった場所なのか
何かが違う

人間であることを忘れた悲しみ