お着替え中のコガモ

カルガモのペア、年中身近で見られますが、       
カルガモ♂には繁殖羽がないので、確かに年間を通して「エクリプス」ですね。

羽色の黒みが強い上が雄、下が雌でしょうか。]

Tpongさんから頂いた昨日のコメント、とてもよくわかりました。

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カモ類のオスは繁殖期が近づくとメスの気を惹くべく派手な羽衣に換羽します。
ペアが成立し繁殖が始まると、
またメスとよく似た地味な羽衣に換羽するのですが、
この非繁殖羽の状態を「エクリプス」といいます。

求愛さえ済んでしまえば目立たない羽衣のほうが生存率が高まるので、
賢明といえなくもないですね。
派手な繁殖羽をオスのスタンダードと思いがちですが、
むしろ地味なエクリプスが通常の羽衣だと考えるべきとは鳥見の先達から教わった見方です。
カルガモ♂には繁殖羽がないので、年間を通してエクリプスなのです。

新聞記事の冠羽中個体は極めて珍しい事例だと思います。
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Tpongさんのブログにある“お着替え中のコガモ”、
「エクリプスから繁殖羽への冠羽」も、
めったに見れるものではありません。

鳥博士さん、有難うございました。