♪ぼくらはみんな生きている

いつもの散歩道、桜のトンネルを歩いていたら


浅野川“友禅流し”が始まっていました。



向こうから歩いてきた女の人が、
「へびがひなたぼっこしているよ。こっち、こっち」
と、案内してくれました。

「大きいのが青大将で、小さいのがしまへび」


         (嫌いな人は目をつむってね)


子どもの頃住んでいた田舎ではよく見かけたもので、
好きではないけど、自然の一部という感じです。

生き物はみな、春を喜んでいるのです。

  ♪ぼくらはみんな生きている・・・が、聞こえてきました。 


手のひらを太陽に  
           やなせたかし

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ

手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)
ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ