立山の湧水

立山玉殿(たまどの)の湧水

立山黒部アルペンルート立山トンネルの開通により、
標高2450mの室堂に噴出した湧水です。
水量は一日2トン、水温は真夏でも2〜5℃という冷たさで口当たりが柔らかく美味しい。

この湧水は、立山連峰の万年雪が地中に染み込んだ後、
250年もの間(一説による)地中に埋まっているため、
花崗岩や変成岩によって不純物がろ過されミネラルを適度に含んでいて、
多くの登山客や観光客ののどを潤しています。

ペットボトルに入れて、自由に持ち帰ることができます。
帰宅後は早速コーヒーを淹れ、疲れをいやしました。

「昭和の名水百選」にも
昭和60年に環境庁(現在の環境省)がきれいな水で地域住民等による保全活動がなされている名水や故事来歴を有する名水を選定したものです。

標高2450mの名水、購入することも出来るようですね。
採水できる期間は短く、7月〜11月の5ヶ月間だけ、
冬期間は立山全体が凍結し、12月から翌年6月まで湧水は氷結します。

名水地周辺は、立山黒部アルペンルートの室堂駅があり、
年間100万人を超える観光客が訪れていますよ。