ほめる達人
郁ちゃん
どんな心境の変化でしょうか。
最近、食事の後に
「ああ、おいしかった!」
と言うのが、お父さん(夫)の口癖になったのです。
おかずが何だったか、味がどうだったかは無頓着、
これは口癖なので勝手に出てくるようです。
ついには、食後の薬を飲んでも
「ああ、おいしかった!」と言うまでに進化し、
こうなったら本人が笑うしかありません。
すると・・・
今朝のA新聞に、ほめる達人=「ほめ達」の記事がのっているではありませんか。
壁にぶつかり追い詰められた人にとって、
ほめ言葉は「心のエアバッグ」になるのではと考えた西村貴好さんの、
『ほめ達』検定がとりあげられていたのです。
検定一級主婦(55歳)の作文が紹介されていました。要約です。
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〜旅行帰りのピンチ、切り抜けた〜
車いすが欠かせない母らとの旅行帰り。
新幹線が混雑していて降車をあきらめざるを得ない程だった。
でもなぜか、力が湧いてきて、
「次でおります。足が悪いのでご協力いただけますか」
「話を聞いてくださってありがとうございます。
親切な方たちと同乗できて今日は幸せです」とにっこり。
隣の女性がまず大きなバッグを前方に
声をかけておくってくださった。
「そうすれば、空間が出来るのですね」と私。
荷物が次々にバケツリレーされ、思いがけず道も出来、
たくさんの方が母の手すり代わりになってくださって、
私たち4人は下車できた。
ホームで手を振る私たちに、
たくさんの方が手を振りかえしてくださった。
そして、たくさんの拍手も。
気づけば、周りの皆さんも「ほめ達」さんに変わっていた。
・・・・・
日頃お世話になっている皆様、今年もよろしくお願いいたします。