出会いは本当に不思議です
かっこちゃんのメルマガ 第2351号
「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」(2016年1月12日)に、
4日前の記事、
杭が溺れた幼児を救った話全文が紹介されていてうれしかったです。
続けて次のようにかっこちゃんが書いてくださっていました。
お嬢さんのいくちゃんがご病気で亡くなられて、
お嬢さんのお部屋に私の本「本当のことだから」が置いてあったそうです。
昔のいちじくりんの記事です。
・・・・・
2007/08/18(土)
24時間テレビに「本当のことだから」が映っていたよとメールやお電話をいただ
きました。
千の風(1000の風)の詩を「本当のことだから」(三五館)の本の中で引用させていただいているのですが、
そのことで、再現ドラマで本の表紙が画面に映っていたよと、お友達が電話やメールをくださいました。
本の紹介ということではなくても、画面に私の本が映っただけで、
「あ、かっこちゃんの本だ!」と思ってくださる方がおられることがとてもとてもうれしくて幸せでなりません。
まるで自分のことのように喜んでくださる方がいてくださること、本当に幸せです。ありがとうございます。
私は見ることができなかったので、あわててチャンネルをつけました。
もちろんもう終わっていたのだけど、やっぱりとてもうれしかったのです。
そして、今、お友達のありさちゃんが番組の内容をメールで教えてくれました。
「今24時間TVを見ていたらがんと宣告され余命6ヶ月の女性大浦郁代さんが残された6ヶ月を出逢ってきた学生時代の友達を訪ねるおわかれの旅に使うことを決め全国にいる友達を訪ねていくのですがだんだん病状が悪化して体が着いていかなくなったときに一冊の本から「千の風になって」の詩を知ったそうです。
それは2005年のことだそうです。
お友達と別れるときに必ず「ありがとう、また来るね」
そういっておわかれしたそうです。
画面に映し出された一冊の本はかっこちゃんの「本当のことだから」でした。(涙が止まりませんでした)。
今年歌となって大ブレイクした「千の風になって」だけど、
あの時かっこちゃんの本を手にしこの詩を知った大浦郁代さんは最後までとても前向きだったそうです。」
本を書いて、そして私の書いた本を読んでくださる方がおられる。
私はその方と直接お会いすることができないかもしれない。
でも本を通して、私はいろいろな方と出会えていて、
そして、こうして、私はまた、元気をいただいて、勇気をいただいて、
明日もまた書いていこうと、書いていきたいと強く強く思う。
もし、大ちゃんの言うように、
誰と誰であっても、人が出会えたということはお互いに必要だからだよということが、それが、いつもいつも本当なら、(私はきっと本当だと思うのです)
きっと、本や歌や、踊りや映画も、作る人、歌う人、踊る人、書く人、
そして観てくださる方もお互いが必要だからだと思う。
そうであるならば、私は書けていることが、本当に本当に幸せです。
読んでくださる方がいてくださって、私はまた書いていける、
そう思うと、私、やっぱりうれしくて泣いてしまいます。
いつもいつも本当にありがとうございます。
・・・・・・
いくちゃんが亡くなられて、いくちゃんのお母さんは今もいつも、
私や学校の子供たちやみんなを応援してくださいます。
いくちゃんとの本の出会いが今を作ってくださっているのだなあと思います。
出会いは本当に不思議で、とても大切で、
なんてなんて素敵なのでしょう。
特別な宗教を信じているわけではないけれど、
やっぱり神様のおかげかなあって思うのでした。
(後略)
かつこ
画面に映し出された「本当のことだから」はこちらの動画で見れます。
「24時間テレビ」お別れの旅1
場所は日本武道館、サプライズ出演で、
家族の目の前で秋川雅史さんが「千の風になって」を歌ってくださいました。
(残念ですが、現在音声がカットされています)
「24時間テレビ」お別れの旅2
テレビ番組の元になった本です。
- 作者: 大浦静子
- 出版社/メーカー: 北國新聞社出版局
- 発売日: 2006/10/13
- メディア: 単行本
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この本の前に、同じ題名の自費出版本が発行されています。
そこに、まだ世に広がっていなかった「千の風になって」を郁代が知っていて、
兄が通夜の席で読み上げたことが書かれているのです。
本が出版されたいきさつが書いてあります。
いのちのバトンタッチ 2