我が子は菩薩だったのだろう

「遊雲さん父さん」著者の有国智光さんが

“我が子は菩薩だったのだろう”とおっしゃっておられます。

「遊雲は、病気になる前も後も、いつもただ遊雲でした。
病気を通じて遊雲らしさがよりわかりやすく出た面はあると思いますが、
生まれたときからマイペースで、優しくて、頑固な子でした。
私たちにとっては、
菩薩だったのだろうと思う以外に受け止めようがありません。」


私も同じように、亡き娘を
“我が子は菩薩だったのだろう”
と思う以外に受け止めようがありませんでした。


娘は胃ガンにより34歳で旅立ったのですが、残された時間、
これまでの人生で出会った人たちに感謝する旅に出かけました。


「私の人生が輝いたのはあなたのおかげよ。
あなたにあえてよかった。ありがとう」

とのメッセージを伝えようとしたのでした。


あなたにあえてよかった」にも書いてあります。

娘もまた、
生まれたときからマイペースで、優しくて、頑固な子でした。