運動会の絵
郁代が一年生の時の「運動会の絵」が残っていました。
私はこの絵が大好きです。
何て沢山の人が描かれているでしょう。
「紅白玉いれの競技」参加者が27人。
手前の「見学する小学生が17人。
右側保護者席に、9人。
来賓のテントに3人。青テントの中は放送係でしょうか。
合計50人以上(原画)です。
万国旗?がはためき、日の丸と校旗が中央に。
真っ青な空にはお日様が笑っています。
親にかまってもらえなくても、毎日楽しい日を送っていたんだなあと、
うれしくなりました。
家ではお兄ちゃんに負けない事も多く、がんこな面もあったいくちゃんですが、学校ではとてもおとなしかったようなのです。
当時一年生担任の金丸先生からの手紙では、
次のように書かれたいくちゃんがいました。
私は、あの小さな、ジャングルジムがあった木造の田上小で、
一年生の担任として郁代ちゃんに出会いました。
田上小には二年しか勤務しませんでした。
でも、郁代ちゃんのことは、しっかり思い出すのです。
けっして、口数の多いお子さんではなかったのですが、
目がキラキラ光って、澄んでいる。
そして、輝いていました。
書いて表現することの得意なお嬢さんでした。
いくちゃんは金丸先生が大好きでした。
忙しいだけの“だめ親”のかわりに、先生が楽しい時間を用意して下さっていたのですね。
感謝の気持ちで、胸が一杯になります。
運動会の絵は、「学校が毎日楽しい」と語っているのですから。