悲しみも苦しみもあって

「これまで、お母さん、完璧やったわ。必要なもの、必要なことが、いつも直ぐに用意されていたもの…」「ありがとう…」

郁代の最後の言葉が思いだされました。


      

      冬があり夏があり
      昼と夜があり
      晴れた日と雨の日があって
      ひとつの花がさくように 
      悲しみも 苦しみもあって
      私が私になってゆく      (星野富弘



私が私になれてこれでよかった・・・
と郁代は言いたかったのでしょうか。


晴れた日と雨の日があって迎えた「爛漫」の春。
冬の凍土があって、今花開きました。