帯津良一先生

最新刊の新聞広告が目にとまりました。
 
    気持ちよく生き、気持ちよく死ぬために

    「生きる勇気  死ぬ元気」   五木寛之帯津良一

    
既刊「健康問答」五木寛之帯津良一  に続く新刊でした。


郁代は養生塾で、帯津良一先生のお話を伺う機会がありました。

東京の帯津クリニックでも、何回か治療して頂きました。
そのことを思い出しました。


以下は「あなたにあえてよかった」より引用しました。




オーストラリアのジミーさんへのメール   


先週は長野に二泊三日の合宿に行ってきました。
この合宿は、
第一人者の帯津良一先生から代替療法を学ぶと言うものでした
これが結構良く、すっかりフアンになりました。
アンパンマンみたいな先生で、見ているだけで癒される!)

来月早速東京で診察を受け、
代替療法(気功、漢方、ホメオパシーなど)にもトライしてみようと思っています。
実は主治医の先生に、余命六ヶ月なんて言われ、
絶対もっともっと生きてやる!
とムキになっているところもあるのですが、
とりあえず病気を少しでも良くする可能性のあるものなら、
何でも試してみるつもりです。

それで、抗がん剤治療、先週から始めたのですがこれが脱毛必至らしい。
気の早い私は早速アートネイチャーにいってカツラを注文してきました。
最初は、「月曜金髪、火曜アフロ、水曜黒髪、…」と
週替わりで楽しもうと思っていたのですが、
カツラ一つ四十七万円と聞き、しぶしぶ一個であきらめました。
このカツラが今のところ私の人生で最も高価な買い物です。
 十一月五日 いくよ


私が薦めた長野「水(すい)輪(りん)」での合宿「養生塾」で、
郁代は初めて帯津良一先生に出会い、
先生の命の物語をお聞きしたのだった。
この時の郁代のメモが手帳に残っていた。


私のこの命は300億年という大きな循環の中の一日を生きている。
先の事を考えても仕方がないので、
今日一日を大切に生きることが大切だ。
人間は寂しく、悲しい、孤独な旅人だ。
私の命が地球へ降りて劣化したエネルギーを取り戻したら、
地球を旅立って、
150億年かけて、ふるさと(虚空)に帰っていく…。


帯津先生の基本的な考え方は、「医療者は人間が本来持っている自然治癒力にはたらきかけて、臓器の一部を治すのではなく、人間まるごとを治す」というものだった。
先生の目指すホリスティック医療は、最近多くの人から支持されているように私は思う。