腹がへった

なにもしたくない
誰にも会いたくない
しゃべりたくも ない
野に咲く花のように
静かに一人でいたい

しかし
残念だが
腹がへってしまった  
           

           (おおいぬのふぐり  星野冨弘)



今日もお腹がすいて、
美味しいごはんありがとうございました。


「オイシイモノガ タベタイ」

たった一度だけ、最期の1週間ほど前に言った郁代の言葉。
思い出すたびに涙があふれ出てしまいます。


敗戦になり、38度線を越えピョンヤンを脱出した時、
多くの「善き人」が亡くなったと。
その人たちの犠牲の上に、
今の自分があるのだと五木寛之氏は常々語っていられます。

世間的にどんなに成功しても、
そのことを忘れたことはないと言っていられます。