「冬のライオン」

 舞台「冬のライオン」を観て来ました。


膨大な領地を巡って争う家族。


誰を愛し、誰を信じ、誰が裏切るのか?


面白かったです。
主役の平幹二郎とその妻役の麻美れいの姿の美しかったこと。
とにかく平幹二郎(76歳)の若々しさ、
若い出演者たちが総出でもかなわない存在感に圧倒されました。



(みどころ)
 12世紀の実在の王ヘンリー2世と11歳年上の王妃エレノア、
3人の王子たちの王位継承、領土相続などをめぐる複雑な人間関係を描く。エレノアは麻実れいが務め、三浦浩一小林十市らが王子役で出演する。
 ヘンリー2世を演じるのは、平幹二郎
2008年朝日舞台芸術賞アーティスト賞。
読売演劇大賞最優秀男優賞ダブル受賞した。
 2人のやりとりがすさまじい。
だまし合い、ののしり合い、ときに愛の言葉をささやく。
エレノアはヘンリーの手で長く幽閉されたが、領地や財産、
政治力を持った手ごわい女性。
そこに3人の次期国王候補、フランス国王やヘンリーの若い愛人がからみ、虚々実々の駆け引きが繰り広げられる。