無縁社会での新しい家族


             ご近所  慶恩寺のしだれざくら


昨夜のテレビ番組「無縁社会」、私も関心を持って観ました。


スタッフの感想は


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取材してみると、完全に無縁なんていう人はいないんです。
今の無縁というのは、親族や故郷はあるんだけど、
それらが機能していない。
縁がないのではなく「縁が機能しない」ということなんです。
その人が自ら一人ぽっちの生活を選択したのだとしても、
その結果、社会の救済システムが届かないところにすぐ転がり落ちてしまう危うさがある。そこに問題があるのだと考えています。


核家族化や少子化、子どもを持たない生き方など、
いろいろな問題が背景に横たわっていることを感じました。
就職がうまくいかず非正規で働いているとか、
正社員で忙しく働いて充実しているように見えるのに鬱があるとか、
社会の問題が見える。

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かっこちゃんの今日のメルマガでは、
伸夫さんという方からの次のようなメールが紹介されていました。


「会社で孤立をして、リストラにも遭い、会社を辞め、鬱病を患い、
社会を捨て、家族を捨て、引きこもりの生活をして何年にもなります。
そんな僕ですが、
宮ぷーとかっこちゃんのメルマガを毎日受け取っているうちに、
次第に生まれてきた私自身の中の感情に戸惑いを最初覚えました。


なぜ、こんな僕が、
宮ぷーの病状について心配をしているのか。
なぜ、今日の宮ぷーのリハビリの様子はどうだろうと、
朝を心待ちにしているのか?
そして、宮ぷーの熱についても心配をしているのかわからなかった。
家族を捨て社会を捨てた私ですが、
私には新しい家族ができたのかもしれません。


かっこちゃんは私がそんなことを言ったら笑うだろうか?
嫌、かっこちゃんは決して笑わないだろう。
いつもみんなでひとつの命だと言っているからね。
僕にとって、宮ぷーとかっこちゃんの日記は社会への入り口です」


無縁社会」が心配されるこの時代、
かっこちゃんから発信されるものは、
何と尊いことだろうかと思わずにはいられませんでした。


かっこちゃんの毎日を配信しています。宮ぷー心の架橋プロジェクト