こころ

2歳のミクちゃんを見ていると、
金子みすずの次の詩が想い出されるのです。



      


    こころ
           金子みすゞ


   おかあさまは
   おとなで大きいけれど
   おかあさまのこころはちいさい


   だって、おかあさまはいいました
   ちいさいわたしでいっぱいだって


   わたしは子どもで
   ちいさいけれど、
   ちいさいわたしのこころは大きい


   だって、大きいおかあさまで
   まだいっぱいにならないで
   いろんなことをおもうから