春の風 10

兼六園から戸室山、後方が医王山




かっこちゃんのメルマガより、読者からの素敵なお便りを転載しています。
第571号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと  
                2011年2月28日現在 参加者人数4498人
(前略)
学ちゃんから
・・・・
ふくこさんからのメールで「今の自分に出来ること」って書いてあったよね。
そのことでマザーテレサのこのような話があるよ。
かつて、インドで多くの病人を看護したマザー・テレサは、
「あなたは、なぜ、いくら手厚い看護をしても助からないようなそんな難病の人々を、そんなに一生懸命に、心をこめて、全力で看病するのですか?
結局は無駄になるのではないですか?」
という質問を何十回となく受けたそうです。
そのたびに彼女は答えました。
「みんな恵まれない人生を送ってきた人たちです。
『ひどい人生だった。生まれてくるんじゃなかった』と思い続けてきたことでしょう。
でも最後は『生まれてきて良かった』と喜んでもらいたいのです」


マザー・テレサ
「手厚い看護が無になってしまうかもしれない」
という未来を見ているのでもなく、
「こうなる前に誰かが手を差し伸べてあげれば、こんなことになら
なかったのに」
と過去のことを批判するわけでもなく、
ただ今の自分にできることをやり続けただけ。
今の自分にできることって、そんなことなのかなあ
・・・・・・・
(後略)


ここを読んだとき、私は「あなたにあえてよかった」の次の場面を思い浮かべました。


・・・・・
郁代は友人にこんなメールを送っていた。


セアロさんには、シドニーに行く途中福井でお会いしました。
セアロさんに会った途端、なぜか涙がポロポロ出てしまったんだけど、
色々お話を聞いてもらいました。
セアロさんからは、
「他人に良い人に見られようなど思わず、自分自身に正直に、
自分自身がハッピーだと思うことだけをしなさい。
一日一日を充実させ、幸せを感じながら生きることが大切で、
人生はそういう一日一日の積み重ねでしかないので、
あまり先のことを悩む必要はないよ」
などなど、アドバイスを受けました。
セアロさんの著書も一冊購入し、時々読み返しています。
シドニーに行く前は、抗がん剤の効き目も悪くなってきて、
主治医からも、
「今回のオーストラリア行きが最後」
みたいなことを言われて、落ち込んでいたんだけど、
セアロさんに会って、そしてシドニーで友達に会って、
元気をいっぱいもらって日本に帰ってきたという感じです。                
郁代
・・・・・

この時、オーストラリアで友人、知人30人と、
国内でも友人30人に会い続けたのでした。
24時間テレビ1
24時間テレビ2
郁代にとっての、「今の自分にできること」だったのでした。



かっこちゃんの日記配信「宮ぷー心の架橋プロジェクト」