能登が世界農業遺産に

朴葉(ほうば)が揺れています。
おにぎりを黄な粉でまぶし朴葉おにぎりに・・・、
ああ、おいしかったなあ。子供のころの懐かしい思い出。
海に近い里山は子供の遊び場、朴葉の風車がよく回ったよ。
あっ、今度ミクちゃんに作ってあげようっと。





新聞を見ると、小牧(おまき)の「虫送り」が写っていました。
疎開したまま高校時代まで住んでいたところで現在は七尾市中島町。  
子供の頃体験した、昔ながらの行事が今も続けられているのですね。
この道、私も歩いたよ。
ゴール地点では、いつだって子供にはお菓子がもらえるんです。




記事は、能登が世界農業遺産になったことを伝えていました。

                      (北国新聞6月12日)



小牧の家は空き家になっていますが、
金沢にいる弟がここへ来て畑仕事を楽しみ、蕗やえんどう、ジャガイモを届けてくれます。
私はふるさとの海が恋しくなると、「能登小牧台」で泊まってきます。
郁ちゃんも小牧の海が大好きだったね。




佐渡能登が世界農業遺産に」と、
NHKニュース(6月11日)が次のように伝えていました。   

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自然を生かした伝統的な農業の保護などに努める地域を認定する「世界農業遺産」に、
日本から初めて新潟県佐渡市と石川県の能登半島が選ばれました。


FAO=国連食糧農業機関は、地域環境を生かした伝統的な農法や、環境に配慮し、生物多様性が守られる地域社会の取り組みなどを後世に残すため、9年前から「世界重要農業遺産システム」いわゆる「世界農業遺産」の制度を始めています。
「世界農業遺産」のことしの選考委員会が今週、中国の北京で開かれ、
日本からは初めて新潟県佐渡市と石川県の能登半島が認定されました。
認定の理由として、


佐渡市は、国の特別天然記念物であるトキを守るため農薬を減らした稲作を進めるなど、自然と人間が共生する取り組みが評価され、


能登半島は、「能登里山里海」と呼ばれる美しい棚田の風景や一年の豊作を神に感謝する伝統行事「あえのこと」が、農家の間で今も息づいていることなどが評価されました。(後略)
・・・・・


金沢大学里山里海プロジェクト


保育園児も里山へ