ふくしまキッズ夏季林間学校

「ケンケ〜ン」
あっキジが近くにいる!
玄関を開けるとやっぱり・・・、
道路を挟んだ向かいの草はらに大きな美しいキジが目の前を歩いています。
でも人の気配がすると、ツツッと逃げるんです。
近くで撮りたいんだけどなあ。仲良しになろうよ。








お友達から頂いた「郁ちゃんへの手紙」がいっぱいあるんだけど、
“とーこ”からのは、子供の頃の郁ちゃんらしくて大好きです。



僕らは少年探検隊
                      とーこ

郁ちゃんとの付合いは、保育園の頃から数えて三十年近くになりますね。
私と郁ちゃの思い出と言えばやっぱり小学校時代かな?
毎日、一緒に登下校したね。
学校が終われば、家に帰りランドセルを置いて一緒に遊んだね。
「双子みたいだね!」って近所の人に言われるぐらい、
毎日一緒にいたよね。


「僕らは少年探検隊」を大きな声で唄いながらの草むら探検、
川原で水遊び、
水遊びが終わると決まって「のむら」(駄菓子屋)にアイスを買いに行ったよね。
そう言えば、郁ちゃんの当時の好きなアイスは「三色トリノ」だったよね。
その後に発売されたオレンジのアイス…名前はなんだったけ?
あのアイスで郁ちゃん何回もアタリをだしてビックリしたよ!


保育園の屋上で星の観察もしたね。
寝転がって星の数を数えたりしたよね☆


いつも仲良しだったのに、よくケンカもしたね。
「もう絶交だ!」って言い合って別れたのに郁ちゃん、
次の日も迎えに来て、学校に行ったよね。


内緒と言えば下校途中で、二人で見付けた「不思議なキノコ」。
ちょうど国語の授業で『牧野とみたろう』の事が出ていて、
あの話と同じキノコを発見したんだったよね。
でも、二人で発見したから、あの話の証人は郁ちゃんしか居ないんだよ…。   この話、二人だけの内緒だね。


あっと言う間に大人になっちゃったけど、
私の人生での最初の友達が郁ちゃんで良かったです。
楽しい思い出ばかりで、書ききれないよ。
これからもずっと友達でいてね。
あの頃も今も変わらず「郁ちゃん、だあーい好き!!」
                          とーこ より




「私が働いて、新しい人生のために用意したものよ。
子どもたちや、これからの若い人を応援するために使ってほしいの」と、
郁代は言い遺しました。
オーストラリアで働いていて、もうすぐ結婚する予定でした。



福島の子どもを守ろうプロジェクト
ふくしまキッズ夏季林間学校



郁ちゃん、一緒に応援しようね。