普通の日常こそが奇跡



第801号 「宮ぷー心の架橋プロジェクト」より転載させていただきます。

  
(前略)                   
良平さんのお母さんの優さんからのメールをいただきました。
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かっこちゃん、
メルマガに載せて下さってブログも紹介して下さって、
そして読んで下さってありがとうございました!!
もう朝から涙、涙でした。
あの日「かっこちゃんがいっぱいこっち見て下さったよね?!」
と夫と言っていたのはやっぱり勘違いじゃなかったんですね!!
かっこちゃんは、魔法の杖作者でもありますが、
私達にとっては魔法使いです。


本当に本当に、かっこちゃんを知ってから、
私は生きて行く道をみつけることができたのですから。
かっこちゃんのお話を聞くと、
なんでこんなに優しい気持ちになれるのでしょう。
かっこちゃんが魔法をかけてくれているとしか思えない。
私も、良平を乗せていた車とお別れするときはとっても辛かったです。
でも、「今までありがとう!」と最後に車を撫ぜて車屋さんにお渡ししたらその車屋さんが「あれを見たら廃車にできなくて・・僕が壊れ切るまで乗ります」と言って下さって・・・


かっこちゃん、幸せって本当にいっぱいありますよね。
何でもない普通の日常こそが奇跡だと私は思っています。
たくさんの幸せがかっこちゃんや、宮ぷーさんや、かっこちゃんの周りの人々に降り注ぎますようにお祈りしています。
またお会いできると信じています。
本当に本当にありがとうございました!
良平母 優
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優さん、ありがとうございます。
何でもない普通の日常こそが奇跡という言葉は、
良平さんと一緒に、たくさんの日々を過ごしてこられたからこそ、
いっそうしみじみと胸にひろがります。
良平さんのブログを読ませていただいて、
私は雪絵ちゃんのことを何度も思いました。


雪絵ちゃんは、優さんの言ってくださった言葉で言えば、
魔法使いでした。
それから、天使だったと思うのです。
今、雪絵ちゃんはいないけど、いるのです。
確かにいて、何度も何度も助けてくれる。
良平さんもそうですね。
多くの方を元気にしてくれ続けるんだなあと思います。


雪絵ちゃんの言葉です。
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わすれないよ!-----2003/05/24(Sat)
手と目が悪くなってから、メールもお手紙も書けなくなったの。
そしたら、どんどんメールもお手紙も少なくなっちゃった。
さみしい・・・。
今にきっとみんな私のこと忘れていくんだろうなぁ。
でも、すごいこと思いついたよ!
みんなが私のことを忘れても、
私は今まで出会ったみんなのことをわすれない。
そう思ったらすごく楽になった。
私、みんなのこと、わすれないよ!


今でいいじゃん-----2003/05/24(Sat)
前に戻りたい。
でも前は、その前に戻りたいって思ってたの。
その前の前は、
またその前の前の前に戻りたいって思ってた。
つねに前の私に戻りたいって思ってる。
どうして今じゃだめなんだろう?
今を楽しめばいいのに。
前なんてどうでもいいのに。
今だよ、今!


友達-----2002/08/15(Thu)
したいことがいっぱい。
でも、目も手も使えないから何もできない。
寝てばっかり。
でも頭の中はしたいことでいっぱい。
そんなとき、友達が来て、
私のしたいことを全部ノートに書いてくれた。
そして、順番にしたいことを一緒にしてくれた。
私が、したいという気持ちをわかってくれてる友達。
決して、大人しく寝てたほうがいいよと言わない友達。
本当の私を、知っている友達。
・・・・・・


雪絵ちゃんの思いを繰り返し思いながら、
私も今を一生懸命生きて行くよ。
昨日はメルマガが800回でした。ありがとうございます。
こんなに長く発行できるのも、星野さんはもちろん、みなさんがいてくださるからです。
それから、4992人の方がとってくださっていることも、
みなさんが広めてくださっているおかげです。
5000人までもう少し。ありがとうございます。

かつこ




郁代も、順番にしたいことを書いていったのだと思うのです。
そして、“今”を一生懸命生きていました。


「みんなが私のことを忘れても、
私は今まで出会ったみんなのことをわすれない。
そう思ったらすごく楽になった」


雪絵ちゃんの言葉が、郁代の声となって聞こえたのでした。