子どもたちの健気さ


昨夜のNHKスペシャル「震災遺児 1500人」を見て胸が押しつぶされそうになりました。
父と母と姉を奪われた8歳の少女、
失意の父を支える11歳の少年、
子どもたちは大人たちの気持ちを自分なりにしっかり理解し、
自分の役割を果たそうと生活しています。
最愛の家族を失いながらも一生懸命に生きる子どもたちの健気さに何度も涙が出ました。
学校で先生から
「そんなにがんばらなくてもいいんだよ」
といわれて初めて泣いた少年。
この子たちのこと、決して忘れないでいたいです。


番組の内容
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東日本大震災は、1500人を超える子どもたちからかけがえのない父や母を奪った。それから9ヶ月がたった被災地の「震災遺児」たち。
母を失った大きな悲しみを残された父と分かち合いながら、
前に進もうと必死にもがく少年。
両親や姉を失っても明るい笑みを絶やさず、悲しみに暮れる祖父母の生きる支えになっている少女。
大切な人を失った子どもたちは、毎日を懸命に生きている。
遺児たちを引き取った保護者も同じ被災者。
子育てをするには高齢だったり、なかなか仕事が見つからなかったりと将来への大きな不安を抱えている。
それでも子どもたちのため、復興が遅々として進まない被災地で一歩ずつ前に進んでいる。
その姿をしっかりと見つめながら、子どもたちが希望を持って生きていける社会をどのように築いていけばいいのか考える。
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