節分
節分と聞くと思い出す、子どものつぶやきがあります。
今年はひときわリアリティがありますね。
節分で、立春の話をきいたのか・・・
「ぼく しっとるよ!
きょうは うそのはるねんね。
だって ゆきふっとるし」
(3才児)
朝、一瞬差し込んだ光(朝日)を見て
「あっ、晴れてきたねえ」
「え〜っ(嫌そうに)」
「けんちゃん、晴れてほしくなかったん?」
「うん。だってゆきだるま、おらんくなるもん」
(2歳児)
つかのまの青空・・・また降ってきました。
今日の天声人語から
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雪を「天からの手紙」と言ったのは雪氷学の先達、中谷宇吉郎だった。
思えば雪は不思議な代物で、きびしい霜や冷たい霙(みぞれ)と違って、
むしろあたたかく平和な感じすら与える。
しかし純白にひそむ「魔」は、ときに人の命も奪い去る。
雪に二つの顔がある。
きょうは魔を追い払う節分、そして明日は立春がめぐる。
春は名のみの寒の底だが、地中に森に、幾万幾億の芽が時を待つ。
〈冬 キビシ/春ヲ含ミテ〉柳宗悦(やなぎ・むねよし)。
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最近このブログに書いた「雪は天からの手紙」や、
柳宗悦に出会ったのでした。