新発見!

国民宿舎能登小牧台」
私の子供時代、この近くに住んでいました。
郁代も、母の実家があったこの海で泳ぎました。





ともみちゃんからの手紙を久しぶりに読んで、
「郁代は小学生の時、一キロメートル泳いだんだ!知らなかった」と、
新発見したのでした。


                       
郁ちゃんに出会えて本当によかった
                         幼な友達 ともみ


郁ちゃんとは家も近くで、
保育園、小・中・高校と、ほとんど毎日一緒で、
よくいろんなこと話したね。
卒業してからも私は、郁ちゃんに仕事の愚痴を聞いてもらったり、
悩み事の相談にのってもらったり、
とにかく、郁ちゃんに頼ってばかりでした。


郁ちゃんは、小さいときから頭もいいし、運動もできるし美人なのに、
気どらず、わざとおどけたキャラクターでみんなから好かれていたよね。
それだけでも郁ちゃんは私には自慢の友達だったけど、
もっと私が尊敬するのは、郁ちゃんのがんばり屋さんなところでした。


小学校のとき水泳の記録会で、
郁ちゃんは一人で黙々と一キロメートルを泳ぎきったよね。
中学のとき、バトミントン部の練習がどんなにきつくても、
さぼったりしないでやり続けたね。


それから一番すごいのは、去年三月に胃がんとわかってから。
決してなげやりにならず、
弱音もはかずに常に前向きに病気とたたかってきたよね。
「本当に郁ちゃん、そんなに重い病気なの?」
とこちらに思わせるほど、いつ会いに行っても淡々と自分の病状を説明したり、たわいもない世間話で冗談言ったり、
自分が一番つらいのに私たちに心配かけないよう、
気をつかわせないよう、常に気を配ってくれたね。


そんな郁ちゃんに私はずっと甘えてきて、先週会ったときにも、
それが最後になるなんて思わなかったから、
「また来るね」っていつも通り別れてしまいました。
とうとう郁ちゃんに直接言えずじまいだったけど、
郁ちゃん今まで仲良くしてくれて本当にありがとう。
郁ちゃん!もうがんばらなくていいんだし、ゆっくり休んでね。



「郁ちゃんにあえて本当によかった」
郁ちゃんはこれからもずっと私の自慢の友達です。
本当に今までありがとう。 
                     (お別れの日に)



今朝も雪、朝起きたら玄関の雪すかしから始まります。
でも、38豪雪(昭和38年)を体験しているので、
「こんなもんじゃなかった」と・・・。
2階からの出入り、
街中の道路は雪の山を歩き、電線に手が届きました。