Uluru
赤い手帳では、
2月28日 10:50 Sydney QF728 12:40 Uluru
3月1日 Uluru 13:25 QF729 18:00 Sydney
と書かれていました。
たしか仲良しのSunnyと行ったのだったかな?
Uluru (ウルル)までは行ったけど、気温が40度以上あって登山は禁止だったそうです。
Uluruとは現住民アボリジニによる呼び名で、
一般的には「エアーズロック」といわれています。
昨年のお正月、郁代が亡くなってから初めてオーストラリアへ行ったときは、
郁代が辛い身体でどうしても訪れたかった
「Uluru」を訪ねるのも旅の目的のひとつでした。
麓まで行き岩をさわりましたが、
私たちの時も気温が高く風があって登山できませんでした。
朝陽を浴びるエアーズロック。
アボリジニの壁画
郁代の部屋に遺されていた本「アボリジニの教え」によって、「Uluru」がアボリジニの聖地だったことを私は知りました。
「聖地とはね、
世界の創造の祖先たちによって清められ、
精力を与えられた地球の強いエネルギースポットなの。
すべての生き物に、平和を保って維持し続ける強いパワーを与えてくれる場所なんだよ」 (本の帯より)
「この地球上にあった小さなもの、誕生間もないもの。
例えば小さな花、種から伸びた草、羽の生えたての鳥、子馬、子牛たち。
それはそれはとても可愛らしく、一歩ずつの感動があって、
最高の遊び仲間だったんだ。
今では、それら動物も植物も、すっかり大きく成長したよ。
でも、我々アボリジニには、
それらがまだ小さかった頃の記憶は残っているんだ。
なぜならば、我々は、
人生の中でその様子と感動を若い者たちへ語り伝えていく義務があるんだ。
だから、生まれたてを見てきた人びとの喜びは、
我々にも喜びとしてハートに染み込んでいるんだ。
まだ若かった頃の地球のことを我々アボリジニが今でも憶えているのは、
つまり永遠に言葉で語り継がれてきているからなのさ」イミャーがいった。
「アボリジニの教え」 p186より
郁代が身を運んだ念願の聖地Uluruへ私たちもやっと行くことができ、
パワーをもらってきました。
「オーストラリアの旅の想い出」はこちらです。
再びのシドニー
聖地「ウルル」
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