「饗応不尽」

このブログは郁代に会いに来るところ
縦横無尽に、郁代はどこへでも私をつれていってくれます。
ありがたいなあと思います。



河井寛次郎記念館




棟方志功の師である民芸運動河井寛次郎の言葉



「此世は  自分をさがしに来たところ
 此世は  自分を見に来たところ」




「饗応不尽」


無数のつっかい棒で支えられている生命
時間の上を歩いている生命


自分に会いたい吾等
顧みればあらゆるものから歓待を受けている吾等
この世へお客様に招かれて来ている吾等


見つくせない程のもの


食べ切れないご馳走


このままが往生でなかったら


寂光浄土なんか何処にあるだろう


 
                (昭和41年秋 河井寛次郎