ラ・フォル・ジュルネ金沢


4月29日に幕を開けたラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2012、
街中コンサートがあっちでもこっちでも開かれ、
この期間は気軽に音楽に出会えました。






メインの公演は5月3日〜5日、 石川県立音楽堂金沢市アートホールであるのですが、お天気も良かったので最終日の昨日、出かけました。
今年のテーマは  サクル・リュス(ロシアの祭典)


行き当たりばったりで、チケットのとれなかったのもあり・・・
私が“ハシゴ”したのはこんな感じでした。




       11時15分〜12時  (コンサートホール)
オーケストラ・アンサンブル金沢
大友直人(京都市交響楽団)・指揮
         ボロデイン      「中央アジアの草原にて」
         プロコフィエフ    「古典交響曲ニ長調op.25」
         ストラヴィンスキー  バレエ曲「火の鳥」ほか



       15時〜15時45分(無料)  (交流ホール・無料)
歌おう!ロシア民謡
         いずみGBクラブ
         白山山麓男性合唱団ners
         もりのみやこ合唱団
         石川県音楽文化協会特別合唱団
         片町メンズクラブ
         オーケストラ・アンサンブル金沢合唱団 
     曲目  「ともしび」 「カチューシャ」
         「赤いサラフアン」 「収穫の歌」など



私は「うたごえ喫茶」世代なので、どの曲もとても懐かしかったです。





       16時45分〜17時30分 (コンサートホール)
京都市交響楽団
井上道義(オーケストラ・アンサンブル金沢)・指揮
      グリンカ          「ルスランとリュドミラ」序曲      
      ムソルグスキーラヴェル編)「展覧会の絵
かって京都市響の音楽監督だった井上さん、古巣と共にラヴェル編曲。  
 ロシアの管弦楽の定番と言えばこの2曲というコンサート。
  

 井上道義さんが登場すると、割れるような拍手・・・、
人気者って感じです。
 私も大好きですよ。




アーティスティック・ディレクター ルネ・マルタンが語る
   ♪ロシア音楽の魅力について


ロシア音楽の魅力について語ってみましょう。
ロシア音楽の魅力、それはとりわけノスタルジー、郷愁にあると思います。
過ぎ去った大切なひととき、今ここにもういない愛する人
帰れぬ故郷・・・こうした種々のものに対して人間が抱く、悲痛で美しい魂のメッセージが、数々のロシア音楽から聴き取れるのです。
この「ノスタルジー」は音楽に限らず、ロシア芸術全般について形容できる言葉かもしれません。
チャイコフスキーの「悲愴」交響曲(公演113)、
ラフマニノフの「悲しみの三重奏曲」(公演134)等、
タイトルからすでに哀しみが表現されている作品も多々あります。
ロシア音楽に特徴的な哀愁漂うメロディ、劇的で抒情的なハーモニー、
そして曲の背後から顔をあらわす「ふとした悲しみ」に、どっぷりと浸かっていただけたら嬉しいです。(パンフレットより)


*有料無料公演が173回もあり、
 来場者数10万人以上の熱狂・音楽の祭典です。
 来年からはもっと計画的に行こう!


これからの季節、コンサート通いの予感が。