『礼を求めて』

一条真也様にはこの度の第二回「孔子文化賞」受賞、
心よりお祝い申し上げます。
孔健氏が会長を務める「世界孔子協会」が昨年より制定した「孔子文化賞」、その第二回を稲盛和夫氏、高木厚保氏と共に受賞されたのですね。
また、受賞記念として出版された『礼を求めて』を私にまで贈って下さり誠に有り難うございました。



「はじめに」でこのように書かれています。(抜粋)
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孔子文化賞を授与され、わたしは本当にこれ以上ない喜びをおぼえました。
といいますのも、わたしは人類史上で孔子を最も尊敬しているからです。
もちろんブッダやイエスも偉大ですが、孔子ほど「社会の中で人間がどう幸せに生きるか」を考え抜いた人はいないと思います。
世に多くの賞あれど、自分が心の底から尊敬している人の名前が入った賞を授与される喜びはひとしおです。
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ブログ「礼を求めて」によりますと、
日本最大のニュースサイト「毎日jp」の「風のあしあと」に連載した
一条真也の真心コラム」をまとめた本だそうです。
このようなおめでたい本の中で、「呪いの物語・癒しの物語」と題して、郁代にかかわる文章を書いて下さっているのです。



一部抜粋させていただきます。
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ところで、わたしは最近、ある70代の女性とメールのやり取りをしています。
金沢にお住まいの大浦静子さんという方です。
わたしのブログを愛読されているそうですが、数年前、郁代さんという最愛の娘さんを看取られました。
また、娘の郁代さんとの最後の日々を綴った『あなたにあえてよかった』(北國新聞社)という著書もあります。
郁代さんの最後の日々は、2007年の「24時間テレビ」で取り上げられました。
ちょうど同番組の30回記念だったそうですが、そのオープニングで20分ほどの再現ドラマが放映されたのです。
郁代さんは、自分の最期の時を悟られてからお別れの旅をはじめられ、国内および海外で30人のお友達に会い続けられたそうです。
そのとき、日本武道館秋川雅史さんが「千の風になって」を歌い上げました。
郁代さんのお母さんである大浦静子さんは、金沢で開かれたわたしの講演会に来て下さったのですが、その日、金沢には初雪が降りました。
その後、大浦さんから届いたメールには、亡き郁代さんが、九州から来たわたしのために金沢に初雪を降らしてくれたと書かれていました。
そういえば、大浦さんのメールには「これも郁ちゃんの仕業かもしれませんね」という言葉がよく出てくることに気づきました。
わたしは、亡き我が子を想う母心に感動するとともに、あらためて、人間には「物語」というものが必要であることを痛感しました。
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一条様はブログを通じて知り合ってから2日後に金沢でお会いしました。
講演会をお聞きしに行っただけなのに、一条様の方から会ってくださったのです。
その日は初雪が降りました。
郁代がとりもってくれた有り難いご縁でした。



同時出版の「一条本」も同封されていて、有り難く頂戴致しました。
この本は既刊60冊のブックガイドです。


「このブログを読まれた方が希望されるなら、無料でお送りいたします。
ご希望の方は、わたしの公式サイト「ハートフルムーン」 のメールをお使い下さい」とのことです。



*ブログ読者のみなさま 
郁代と二人で紡ぐ物語にいつも付き合ってくださって有難うございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。