学生さんからのメッセージ 1

          「ありがとう」   郁代



郁ちゃん
郁ちゃんが小学校のとき担任だったK先生がね、校長を退職後、
今は、主に保育者・教育者を養成する大学の教授をされています。
いくつか受け持たれている学科のひとつ、「総合教養」の授業でね、
郁ちゃんの人生を教材として取り上げてくださいました。

 
「あなたにあえてよかった」や、       

24時間テレビ』で放送された、
郁代のお別れの旅1
郁代のお別れの旅2
も使われました。
今後も別の学科の学生さんを対象に郁ちゃんの授業は続けられるようです。


先日は、何人かの学生さんの感想を送ってくださいました。
授業終了前10分間で書いたものだそうです。
一部を紹介させていただきますね。


・・・・・
Sさんの感想
私はこの話を今日聞いて、大浦さんのことを初めて知りました。
病院でがんで余命6か月と宣告された大浦さんは、初めはショックで受け入れることができなかったけど、日本に帰り残りの人生を今まで出会った人に感謝の気持ちを伝えるため、
お別れの旅に行ったのがすごく印象に残りました。
自分ががんで辛い時なのに、最後まで自分のやりたいように人生をやりとげた大浦さんは、とても強い人だと思いました。
私は大浦さんに会ったこともないし、今日初めて話を聞いたけど、
聞いた話だけで大浦さんは、優しく、友達も多く、いろんな人から愛される人だということが分かりました。
この話を聞いて、私は今の生活があたりまえになっているし、
人に感謝することも少なくなっています。
しかし、今ある人生はあたりまえじゃなく、
感謝の気持ちを忘れずに毎日すごしたいです。
大浦さんの人柄はとてもすてきで尊敬しました。
私もこれからの人生、やりたいことをやり、悔いのない人生にしたいです。
今日、この話を聞けて本当によかったです。
・・・・・


大好きだったK先生が多くの学生さんを前に、
郁ちゃんの人生を生かしてくださったんだよ。
うれしいねえ〜。有難いねえ〜。
お母さんはとっても嬉しくて、ちょっぴり悲しくて、
涙が流れました。