出会いは偶然ではなく必然

かっこちゃんこと、山元加津子さんのメルマガ第1132号
「宮ぷー心の架橋プロジェクト」 (9月11日現在 参加者人数5335人)より抜粋   


Bicoさんからメールをいただきました。
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いつもメルマガを楽しく拝読させていただいています。
Bicoと申します。
毎日頑張ってらっしゃる宮ぷーさん、それを支えてらっしゃるかっこさん、そのお二人とつながる場を設けてくださった星野さん、皆さんに勇気をいただいて心から感謝しています。
かっこちゃんのことを初めて知ったのは今年の春、通っている整体の先生の待合室に
『1/4の奇跡』が置いてあったことがきっかけです。



1/4の奇跡   




『1/4の奇跡』に書かれていることに体が震えるほど驚愕・感動して、かっこちゃんの他のご本も読ませていただきました。


4月末に2頭飼っている犬の若い方のコが、突然病気で亡くなってしまい、ショックで悲しくて呆然としていました。
獣医さんにお世話になったことのない健康優良児で、いつも元気一杯だったのに、先輩犬の半分の年齢であっという間に逝ってしまったのです。
何もしてあげられずに逝かせてしまったと、ずいぶん悔やみました。
そんなとき、かっこちゃんのご本やこのメルマガにずいぶん救われました。


亡くしてすぐは、「いつかのいい日のために」と聞いても、
「私はともかく、死んでしまったあのコに“いつか”はないのだ……」
と悲しい思いでいましたが、だんだん前向きになってきています。
どうもありがとうございました。


喪失って、いろいろな形で襲ってくるのですね。
死も喪失だし、宮ぷーさんのように脳内の出血で今まで持っていた機能が使えなくなってしまうことも喪失だし、
年齢を重ねて年をとることもある意味喪失だし。
そう考えると、今この瞬間って、本当に今だけの、大事な大事なひとときなんだとつくづく思います。
ないものでなく、あるものを見て感謝して暮らせるように、あのコが教えてくれたのかなぁと、思います。


今日メールを書く気持ちになったのは、チャオちゃんのことを書いてらしたからです。
以前聞いたことがあるのですが、犬って「◯◯しないで。」という否定文は理解しにくいらしいのです。
「飛びつかないで」と言う代わりに「優しくして」
「そっと甘えて」と伝えた方が、チャオちゃんにわかりやすいのではないかと思いました。
(チャオちゃんはお利口さんで、ちゃんとお母さまに優しく接してくれてい
るようですけれど)
人間同士でも、否定文より肯定文の方が受け入れてもらいやすいように思います。
「そこに置かないで」と言うより「ここに置いてくれる?」と言った方が、言われた方が素直になれる感じなのです。
そして肯定文の方が「ありがとう。」を言うタイミングがつかみやすいような気がします。


宮ぷーさん、長いことリハビリを頑張ってらしてすごいと思います。
知り合いの方が10年近く前に40才代前半で脳梗塞を発症し、右半身麻痺と言葉が出にくい状態になってしまいました。
それでも最初の1年は、少しずつでも機能が回復することを実感でき、リハビリも頑張ってらっしゃったようなのですが、
1年を過ぎたくらいから数年間は、機能回復のスピードが落ちてきてすごく辛かったようです。
スピードが落ちただけで、回復が止まったわけではないものの、年月が経ってくると焦りも出てくるのか「死んでしまいたい」心境になったこともあったそうです…。
元々頑張り屋さんの方なので、その状態を乗り越えて、今では自分で自動車を運転してお仕事に復帰しています。


宮ぷーさんも、きっと、きっと、
「こんなことできる日が来るとは想像していなかった」
ようなことができちゃう日が何度も何度も来ると思います。
私は何もお役に立てませんが、いつも応援しています!
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Bicoさんメールをありがとうございます。
すごくたくさんのことを教えていただきました。
ありがとうございます。
まず、こうしてBicoさんと出会わせてくださった整体の先生にお礼を言いたいです。
前は小児科の待合室でとか、産婦人科の待合室でという方からメールをいただいたことがあって、すごくうれしかったのです。
出会いは偶然ではなくて必然なのだとよく聞きますが、こんなふうにしてお会いできたかたと思いを通わさせていただいて、心の深いところで通じ合えたように思ったときに、
そのうれしさと不思議さをいっそう思います。
生きることは本当に素敵です。
                            かつこ



先日、中学の同窓会で出会ったT男さんが、
「七尾の病院の待合室に『あなたにあえてよかった』が置いてあって、
一気に読んだんですよ」
と言って下さいました。
亡き娘のことを書いた私の本、お友達は皆さん読まれているんですが、
男の方も読んで下さっているようでうれしかったです。


あなたにあえてよかった

あなたにあえてよかった