内灘砂丘フェスティバル
内灘砂丘フェスティバル2012が、昨日の午後開催されました。
平成10年から行われていて、時々参加しています。
会場は隣町の内灘町文化会館 大ホールです。
〜内灘闘争から60年、平和のために闘った内灘人の軌跡を追って〜
☆ 講演会 池澤 夏樹氏(作家)
1988年小説「スティル・ライフ」で芥川賞を受賞された池澤夏樹さんが作家の視点から、内灘闘争とそこで闘った人々の思いを語られました。
「接収反対の“内灘闘争は歴史”だが、
“オスプレイ配備断固拒否”の沖縄県民の戦いは、
今、現実の問題なんです」
☆ うたごえ 町民愛唱歌ボランティア・コーラスグループ
内灘闘争の際、
座り込む人々が基地反対と平和を訴えて歌を歌った「うたごえ」を、昨年町制施行50周年を記念して結成されたコーラスグループが歌いました。
☆ コンサート 古謝(こじゃ)美佐子氏(沖縄民謡歌手)、
佐原 一哉氏(キーボード奏者)
子守歌として古謝美佐子さんが作詞、佐原一哉さんが作編曲した「童神]、 涙ながらに歌われました。
古謝さんの語り
3歳の時、基地へ向かう米軍の車に轢かれて死んだ父、
母は、自分と1歳半の双子を抱え、どんなに大変だったことか。
今も沖縄は苦しんでいるのです。
内灘闘争の映像を今日見せてもらったが、
60年前に農民が立てたむしろ旗に、
『金は1年、土地は万年』と書いてあった。
この言葉を沖縄に持って帰ります。
オスプレイはヘリコプターのように垂直に離着陸する機能と、
固定翼機のもつ速度を兼ね備えた新型機で、
4月にモロッコ、6月に米フロリダ州と墜落が相次いだ。
日米政府は、米軍岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げしたオスプレイ12機を普天間飛行場に移し、10月にも本格運用を始める方針だ。