『ロミオとジュリエット』チケット受付開始

今回の同窓会に出席した友人が、
「『ロミオとジュリエット』観劇とセットで、来年は和倉温泉でやりたい」
と同窓会を一年早め幹事になることを提案し了解されました。





無名塾 能登演劇堂ロングラン公演 2013年9月28日〜10月27日      




彼女は「能登演劇堂ロングラン公演実行委員会」の理事をしているのです。
『マクベス』(2009年)ロングラン公演では、
マクベス夫人の若村麻由美さんが自宅別棟に常宿したんよ。
付き人、専属栄養士の3人で・・・」
という熱の入りようなのです。




二年前の同窓会は金沢の湯涌温泉が会場で「江戸村見学」「金沢城見学」とセットでしたし、
四年前はやはり無名塾公演『ドン・キホーテ』とのセットで、会場が和倉温泉でした。





仲代達矢さん監修     「能登演劇堂」





このホールの最大の特徴は、舞台正面奥の大扉が観音開きになり、
開放すると外の自然風景を借景する大掛りな仕掛け。
マクベス」の合戦の場面では、外から本物の馬が走りこみ、
有名な森が動く場面では、
約100人の市民が木を持ちエキストラ出演したのです。





能登演劇堂」は、
無名塾が1985年から毎年石川県中島町(現:七尾市)で合宿していたことが縁で、1995年に開館しました。



なぜ中島町かは、
「東京で生まれ育った私は仕事の関係上、
全国行かない所がないほど全部まわりました。
あと石川県だけ行ってないなあと妻と家族旅行で訪れ、魅せられてしまったのです。」
と語っておられます。
以来三十年近く能登との交流を重ね、来年は『ロミオとジュリエット』です。




中島町は私の故郷ですが、“無名塾”のみなさんを「家族同然」といわれる町民も多くいられます。
合宿は民家に分散し、毎年同じ家で同じ方を受け入れていたからです。
今はホテル「万葉倶楽部」などが劇団員の宿舎となっているようですね。




無名塾”は仲代さんの自宅が主たる稽古場ですが、
この提携劇場「能登演劇堂」を起点として年に1度全国公演を行っています。