兼六園 見ごろです

泉鏡花文学賞を受賞された角田光代さんのお話から。


「金沢を訪れるのは初めてです。
今日兼六園を歩き、紅葉の美しさに心を打たれました。
私も故郷がほしいなと思いました」





雪吊りと同じ日に撮りました。
兼六園の紅葉 見ごろです。




霞が池 ことじ灯篭と蓬莱島






水鏡の蓬莱島 











兼六園 山崎山からの眺め






昨日は
第40回泉鏡花文学賞
第40回泉鏡花記念金沢市文学賞の授賞式があって、
直接作者のスピーチが聴けるので行ってきました。



以下、朝日新聞(石川)より引用させていただきました。
・・・・・
『かなたの子』文藝春秋)は、
八編の短編からなり、日本的な湿った風土の中で、人間の心の奥に広がる闇を表現力豊かに描いたものです。


選考委員の一人村松友視さんは、
「日常に流れる時間の破れ目から、
われわれが想像しないように努めていた闇をのぞかせる」


角田光代さんは、
「鏡花の闇は決して暗いものではなく、あでやかな世界。
比べるのもおこがましいが、自分の書いた闇とは違っている」


「鏡花の世界は入るまでは扉が分厚いが
いったん開けて入ってしまえば、引っ張り込まれる力を持っている。
若い人が重たい扉をどう開けていくかに興味がある」
・・・・・


五木寛之さんの司会で、角田光代さんを交えたシンポジウムもあり、
選考委員の皆さんの個性的なお話が楽しく聞けました。



話題をまいた『八日目の蝉』、
NHKドラマ(檀れい主演)の後、映画化されましたね。
憧れの作家角田光代さんにお会いでき、
いっそう魅せられ親しみがわきました。



かっこちゃん
第40回泉鏡花記念金沢市文学賞受賞おめでとうございます。
続きはあした・・・。