オーストラリアの大自然

旅客機翼にニシキヘビ飛行2時間〜死闘むなしく〜


 オーストラリアの航空大手カンタス航空で10日、
飛行中の旅客機の翼に体長約3メートルのニシキヘビがしがみついているのが発見された。乗客に影響はなかった。
ヘビが見つかったのは豪北東部ケアンズからパプアニューギニアの首都ポートモレスビーに向かう旅客機。
巡航高度に達した後、乗客が翼に乗った「珍客」を発見した。
ヘビは猛烈な風と低い気温にさらされて「死闘」を展開したが、
乗客らの応援もむなしく、到着後に死んでいるのが確認された。
乗客の一人は「機内にパニックはなかった。死んでしまったことは本当に悲しい」と話した。
                       【シドニーAFP=時事】


オーストラリア、カンタス航空・・・なつかしい名前。
キュランダ高原への旅では、ニシキヘビを首に巻いている女性がいたよ。
カンガルーの群れが跳ぶ大草原へ、郁代に案内してもらったよ。


オーストラリアでの郁代の様子を、
友人が知らせてくださったことがあります。
子羊と戯れる郁代の姿が目に浮かび、
こんなやさしい時間があったことを後で知って心が温まり、
私はなんだかうれしくなったのでした。
以前にも書いたのですが、ここでは郁代にあえるので・・・。








     子羊の「ゆきちゃん」      ミエさん


数多い郁代さんとの思い出の一つに農場でのものがあります。
この農場はテニス友達夫妻の両親所有の農場で、
シドニーから車で三時間ほどのところにあります。


テニスのあとのバーベキュー。
そのあと丘を登ってオーストラリアの自然と触れ合おうという企画で、
仲の良いテニス友達七人でそこへ宿泊させてもらいました。
農場を散歩している途中突然子羊が現れ、
私たちを見て遠巻きに様子を伺っていました。
ところが、郁代さんが手を差し出すとさっと寄ってきて
しっぽを振ったんです。


郁代さんはアニメのハイジに出てくる子羊と同じ名前を付けて
「ゆきちゃん」「ゆきちゃん」と呼んでずっと撫でていました。
他にも怖そうな牛に一人で近ずいていったりするのを見て、
とても驚いたのを覚えています。

郁代さんとはテニスをしたり、ご飯を食べたり、
年齢が近いこともあって将来のことをいろいろ話したりしました。

オーストラリアで一時滞在者として勉強している人や仕事をしている人、
皆が憧れる永住権。
それを取得するために郁代さんは会社で重要な仕事を任せて貰ったり、
資格を取得したり、本当にがんばっていました。
永住権取得のためには又、
英語の能力テストを受けなくてはいけないのですが、これは本当に難しい。


私は一生懸命勉強してもギリギリ合格というレベルでしたが、
郁代さんは一度受けただけで、最高ポイントを採ったと言っていました。
しかも、英会話テストの待ち時間が長過ぎてビールを飲み、
少し酔っ払った状態で受けたそうです。
本当にすごい度胸と頭脳の持ち主だなと驚くばかりでした。