自然法爾章
雪に太陽の光がキラキラと反射して
「すっげ〜。
ゆきのうえにダイヤモンドが キラキラ ひかっとる〜」
(5歳児)
全休さんの「自然法爾章 5」よりお借りしました。
有難うございます。
この上ない仏といいますのは
形もおありになりません。
形もおありにならないから
自然というのであります。
形がおありになるように示すときには、
如来のさとりを
この上ないものとはいいません。
形もおありにならないわけを知らせようとして、
とくに阿弥陀仏と申し上げると、
聞き習っています。
阿弥陀仏というのは
自然ということを知らせようとする
手だてであります。
(末燈鈔 5)*330
色も形もない命、永遠の命とは、み仏の救うという働きです。
見ることも触れることもできないが、
信心をいただけば、心に感じ、
その働きをお育てと受け入れることができます。
色も形もないが、働きとして感じることのできる永遠の命を知らせるために、
釈尊の言葉を通して、
永遠の命は阿弥陀仏というお姿になったのです。
凡夫を凡夫のままで仏にするという救いの働きを、
阿弥陀仏のお姿を通してわたしたちは知ることができたのでした。
南無阿弥陀仏