「SANAA 建築の冒険」
兼六公園の近く、私の散歩コースにあって、
このブログに何度も出てくる「金沢21世紀美術館」は、2004年10月にオープンしました。
病気が再発しシドニーから帰国していた郁代は、
訪ねてきた恋人を早速案内し、かの有名なプールで遊んだのです。
楽しげに話す、あの時の様子が忘れられません。
(私には心のすすり泣きが聞こえました。)
2004年 - イタリアヴェネツィア・ビエンナーレ第9回国際建築展金獅子賞 (金沢21世紀美術館)
2005年 - 毎日芸術賞(金沢21世紀美術館)
2006年 - 日本建築学会賞作品賞(金沢21世紀美術館)
2010年 - プリツカー賞
金沢21世紀美術館は設計者SANAAの代表作品と言っても過言ではないでしょう。
昨夜SANAAの番組があり、関心を持ってみました。
「SANAA 建築の冒険」(1月19日NHK総合9時〜)
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世界建築の先頭に立つ日本人建築家たち、その中心がSANAA。
妹島和世(せじまかずよ)と西沢立衛(にしざわりゅうえ)、二人のユニットだ。
世界の注目を集めたルーブル美術館分館が2012年12月オープン。
特殊なガラス、アルミを駆使した斬新な建物は絶賛された。
総工費1000億円超の日本の新国立競技場の国際コンペでは、
世界中のライバルとの戦いとなった。
被災地では住民とともに新たな街を模索する。
“日本発”建築革命― その発想を詳細に見つめていく。
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壮大な建築でなく、環境になじむ建築を生み出す姿勢は、
建築と社会との結びつきを変え、
日本的な感覚がヨーロッパ人に衝撃を与えたことが、
とてもよく分かる内容構成でした。
SANAAより
ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート