「こころの辛さを抱きしめること」1

Sanaeさんからのメール、
「かっこちゃんはなぜ、家族でもない宮ぷーのところに毎日通うのですか? 
なぜメルマガのみなさんは、
障がいのあるお子さんをかわいがって育てることができるのですか?」
に、たくさんの共感と、応援メッセージが寄せられたようですね。
私にも、思い当たることいっぱいあります。
シリーズで載せたいと思います。

かっこちゃんのメルマガ第1261号
「宮ぷー心の架橋プロジェクト」(2013年1月18日)より抜粋

「こころの辛さを抱きしめること」1
Sanaeさんからのメールです。
・・・・
かっこちゃん、せいらさんの成人式のことを読み、
たくさんのお母さんからの投稿も読み、
自分はなぜかっこちゃんのような気持ちでいられないのかと自分を責めてしま
います。
私には5歳の娘がいます。
障がいがあるわけではありません。
けれど、娘の行動のぐずぐずしたところや、いつも何かしら触らずにはいられない様子に腹が立っ て、娘に当たって、娘を叩いてしまいます。
そんな自分が嫌なのに、今日も、ずっと カーテンにつながったり、
カレンダーを触ったり、お茶をこぼしたり、
机の上のもの を触って落としたりする娘が腹立たしくて、
娘の股に手の跡がつくほど叩いてしまう のです。
いったんそうなったらとめられません。音が出るほど何度も娘を打ちます。

娘はわかっているので、私の様子を見て、「ごめんなさい」「ごめんなさい」と泣き叫び、
私はまた大きな声で泣くなと叱りつけ叩いてしまう。
その繰り返しです。
娘は外では私が叩かないことを知っていて、やりたい放題ですが、
家に帰ると叱られるこ とを知っていて、私のそばには寄ろうとしません。
私も、同じようにして母に叩かれて育ちました。
愛されずに育ちました。
私は娘を愛していないのか。
それさえもわか りません。
可愛い服を着せたいと思うし、時には抱きしめることもあります。
私が叩くとき、知らず知らずに、服で隠れるところを叩いています。
それを自分では知って います。
我を忘れているようでどこかに冷静な自分もあります。
主人も、近所の人も、叩いていることは知らないと思います。

かっこちゃんはなぜ、家族でもない宮ぷーのところに毎日通うのですか? 
なぜメルマガのみなさんは、
障がいのあるお子さんをかわいがって育てることができるのですか? 
なぜ私はこんなふうになってしまったのでしょう。
親には成りたくはなかったのです。
本当は子どもなど望んでいなかった。
かっこちゃんは、こんな私のメールなどは載せてくださらないのでしょうね。
けれど、かっこちゃんなら、私のことをわ かってくれるのじゃないかと思ったりもします。
・・・・
明日はかっこちゃんからの返信です。


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